今日の『だん通』は、超レアなネタを本邦初公開・・・・!?
どもぉー、だん馬鹿です

クリスマス三連休も終わり、今年も残すところ今日を含め6日。
今年もあれよあれよという間に、過ぎ去ろうとしています。
昨日のクリスマスは、自宅で新春1月11日に更新予定の姉妹サイト『だんじり eo SE』の「eo だんじり写真館」の写真選び。
その合間に、中山競馬場でおこなわれた「有馬記念」と住之江競艇場での「賞金王決定戦」をテレビ観戦。
場内を埋め尽くすギャンブラー達の多さに驚きながら、「これで年を越せる人もいれば、首くくらなあかん人もおるんやろなぁ~」と悲喜こもごもの人間模様に思いを馳せ、まぁ~苦しいながらも平穏無事に一年を過ごせたことに感謝。
「来年こそは、きれいなお姉ちゃんを横に侍らせ豪遊三昧」なんていう妄想を抱きながら、夕方から近くのパチンコ屋さんへ。
朝宮サキの繰り出すヨーヨーに一喜一憂しながら、勝負、勝負・・・・(スケバン刑事はおもしろい)。
「あぁ~、なんて小さい人間なんだ」と嘆きながら、クリスマスの夜も更けていくのでした・・・・(何のこっちゃ)。
さて、この『だん通』もネタ切れの恐怖に苛まれながらも、週一のペースを崩すことなく(ウソです)、一年間更新してきました。
予定では、大晦日に今年一年の締めくくりの『だん通』更新。
年始は元旦に、新年の抱負などをお屠蘇でベロベロになりながら執筆し、例年通りの年末年始。
もちろん、タイマ―セットで書き置きしたものを自動更新なんていうことはしませんので・・・・(これが少々辛い)。
前置きがすごく長くなってしまいましたが、今日の『だん通』は秘蔵中の秘蔵、寝かしに寝かした、超レアなネタを本邦初公開!
「そんなん誰でも知ってんでぇー」なんて可能性も無きにしも・・・・?
今年7月某日の夕刻、某所での撮影を控え、車の中で休憩中の頃。
当サイト若手撮影隊員のT君から、「○○○区の××神社で、今日だんじり出てるんやてぇ~」との電話。
よくよく考えれば、何年か前にも聞いたような話。
まぁ~エエ機会、T隊員に「他はほっといてもいいから、行ってきて!」と確認を依頼。
数時間後には、「ほんまもんやわぁ~、あってんなぁ~」との第一報・・・・。
後日、撮影してきてくれた写真が手元に届くやいなや、ビックリ仰天!
地車ファンからすれば無残な姿ですが、紛れもなく、ほんまもんでんがなか~!!

場所は、大阪市東淀川区の柴島神社。
地車はというと、どうやらトラックを改造した屋台らしく、運転席にはハンドルも・・・・。


6本の柱が立てられ、祭り提灯と紅白幕、龍をあしらった絵画で飾られ、大太鼓が積み込まれている。


しかし、写真をよく見てみれば、その屋台の中に大小二つの屋根に彫物が付く地車様のものが・・・・。

懸魚は欠損しているものの、獅噛みに車板、木鼻に虹梁、まさにほんまもんの地車彫刻が付いているではあるまいか。



縁葛から下の部分は無いようで、屋根廻りと柱のみを利用しているよう。
大きさは、さほど大きくはなく、大屋根の前から小屋根の後まで、おそらく2メートルくらい。
元々の背丈も、2.5メートルくらいかと・・・?
ちょうど、大阪市都島区の櫻宮神社にある小型の地車と同じくらいの大きさ。

「こんなところにもあったのか」と驚きはしたものの、原型が失われているのは残念無念。
しかし、屋根と柱・彫刻が残されていることを思えば、地車の形や古の祭礼風景も想像でき、地車文化を研究する上では貴重な資料ではあるまいか。
その後、この地車についてお伺いしようと同神社を訪れてみましたが、神主さんは不在のようで調査には至らず。
柴島神社の地車調査は、来年の私の課題のひとつ。
来る平成24年には、実際にこの目で確かめようと心に誓い、ユーザーの皆様方にも御報告できる日が来るか来ないかは神のみぞ知るってな案配。
そんなこんなで、今日の『だん通』はこれでオシマイ。
ほな、また・・・・。
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