茶屋のだんぢり漫遊録

目次

ゆく年くる年、大晦日から新春三が日は・・・・

どもぉー、だん馬鹿ですチョキ

今日は、おおみそか。
平成23年もいよいよ大詰め。
残すところ、あと11時間あまり・・・・。

もう完璧に、迎春準備はお済みでしょうか?
「お雑煮の材料は買ったけど、白みそ買うの忘れたわ」とか、「年越しそばは買ったのに、そばつゆ忘れた」とか、「正月は海外で過ごすつもりが、行くの忘れてた」なんてことは、ないですよねぇー?

さて、年末年始は地車ファン・地車中毒症候群の方々にとっては、だんじりを見ることができる絶好の機会。

大晦日、今日の夜には「年越し地車小屋開きカウントダウン」をおこなうところもチラホラ・・・・。
私 だん馬鹿さんも、和泉の国の一宮 大鳥大社のお膝元、堺市鳳へ出かける予定。
例年、大鳥・野田・北王子などがカウントダウンをおこなっています。

三が日は、新春初小屋開きをおこなっているところも多く、探せば結構な台数が見られるかも・・・・。
ちなみに、私の生まれ育った堺市 津久野では、宮山が元旦のお昼過ぎから、初小屋開きをおこない、鳴り物を披露。
西組も2日に地車を出し、青年団の餅つき大会がおこなわれるとか。

そして1月3日(火)には、大阪市平野区 杭全神社の冬の風物詩、「しめ縄上げ」がおこなわれます。

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今回、杭全神社とお旅所にあたる三十歩神社(赤留比賣命神社)にしめ縄を奉納するのは、野堂東組

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去る12月23日(祝)には、地車を小屋から出し、奉納する大しめ縄を地車へ取り付けるなどの準備がおこなわれました。

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木枠に青竹を組み、奉納する大しめ縄を渦巻状に取り付け、それを地車の前後に・・・・。

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以前は、地車の大屋根の上から、国道25号線に面した宮前の大鳥居に直接取り付けていましたが、現在では神社に奉納し、地車関係者一同がお祓いを受けることに。

当日は、午前8時ころに地車小屋を出発。
町内曳行がおこなわれた後、大鳥居をくぐり、午前10時くらいに神社の楼門に到着の予定。

奉納・お祓いがおこなわれた後、午前11時ころから三十歩神社に向けて出発。
午後1時くらいには、入庫の予定だとか・・・・。

見どころのひとつが、大鳥居をくぐる前の宮前での練り。
地車囃子も高らかに、「まいまい」がおこなわれ、ここ数年は夏祭りでの宮入りを彷彿させるほどの見物客で賑わいを見せています。

大晦日から三が日、「こんな時期に地車・・・」などと、頭の上に角を立てた彼女や奥様方、これも禁断症状に苦しむ者へのお年玉と、まぁーそこは大目に見ていただいて、彼氏・御亭主に地車を見せてやって下さいねぇー! ・・・(大笑)。

さてさて、平成23年も本日の「だん通」更新で私の一年のお仕事も終了。
日ごろから楽しみにして下さっているユーザーの皆さん、今年もありがとうございました。
来る平成24年が私にとって、いや皆様方にとっても幸多き年でありますようにと願いながら、本年最後の「だんじり通信」はこれまで・・・・。
来年も宜しくお願い申し上げます!!





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