祭礼が終われば､昇魂式に曳き納め････
どもぉー､だん馬鹿です！今年のだんじり祭シーズンは､早くも終盤戦｡
あさって･明々後日におこなわれる奈良県広陵町箸尾に鎮座する櫛玉比女命神社の『戸閉(とだて)祭り』や11月３日･４日(日･祝)におこなわれる大阪市旭区 中宮の秋祭りでの地車曳行をもって､今年のだんじりシーズンも幕を閉じます｡
私の住む泉州地域などでは､早くも来年の祭礼に向け､地車の新調･買い替えを予定している町では､昇魂式･曳き納めがおこなわれています｡
祭礼終了翌週の10月13日(日)には諸般の事情でお別れ曳行はおこなわれなかったものの堺市鳳地区 長承寺が､10月20日(日)には貝塚市南近義地区 堤･高石市高師濱(六区)､そして高石市高陽が昇魂式をおこないました｡
長承寺は来年《泉谷工務店》で､堤は《地車製作 隆匠》で地車を新調｡
高師濱は､昨年に地車曳行から完全撤退した岸和田市春木地区 大国町の地車を譲り受け､はじめて『岸和田型』地車を曳行することに････｡
高石市高陽は､府営高石綾園団地の有志らが同市綾井仲良し会から手作り子供地車を譲り受け祭礼を開始｡
平成11年には南河内郡太子町の個人所有の地車(岸和田市春木中町先代)を譲り受け曳行していたものの､平成18年頃から曳行を休止｡
住民の入れ替わりや曳き手不足などの事情もあり､地車を売却･団体解散のための昇魂式｡
この他にも､10月27日(日)には､泉南郡熊取町 小谷が昇魂式｡
来年８月下旬には《植山工務店》で新調された地車が御披露目されることでしょう｡
同日には､岸和田市山滝地区 大沢町でも地車買い替えにともない昇魂式｡
10月20日に昇魂式をおこなった貝塚市堤の地車を購入します｡
地車ファンにとって気になるのが､昇魂式がおこなわれたその地車の売却先｡
長承寺は堺市美福連合 大森へ､堤は岸和田市大沢町へ････｡
10月20日(日)に昇魂式がおこなわれた高陽の地車は､同日に和歌山県橋本市 南馬場へ売却され､10月26･27日(土･日)におこなわれた地元 学文路天満宮の祭礼で曳行されました｡
残念ながら､高師濱や長承寺から地車を譲り受ける大森の『住吉型』地車､大沢町の『岸和田型』地車は売却先がいまだ見つからないまま････｡
平成32年頃まで､『岸和田型』地車の新調を予定している町もあり､中古地車市場はダブつき傾向｡
上地車の中古を探している町は見受けられますが､資金的な問題もありなかなか進まないのが現状｡
そんな中､急転直下のように売却先が決定したのが10月27日(日)に昇魂式をおこなった熊取町 小谷の地車････｡
明治20年代に岸和田市大北町で新調された同町の先々代地車｡
それも大型の『岸和田型』だけに､今後のメンテナンス･曳きて不足を考慮してか､なかなか売却先が決まりませんでしたが､昇魂式の直前になり売却先が決定！
同町のお隣､泉佐野市長坂地区 下瓦屋南へ譲渡されることになりました｡
明治期に製作された地車とはいえ､まだまだ曳行に耐えうる名地車だけに､地車ファンの間でも譲渡先が気になっていましたが､これで一件落着！
装いも新たに､来年には泉佐野の地でその雄姿を現してくれることでしょう｡
この週末には､大阪狭山市池之原と河内長野市上田でも来年の地車新調先立ち昇魂式がおこなわれる予定｡
ちなみに､池之原は11月３日(日)の13時～22時に町内をお別れ曳行｡
翌日の午前中に池之原神社で神事をおこない､午後から売却先の河内長野市千代田地区 鳴尾(どんど)へ向け搬出｡
上田は､11月３日(日)17時～21時と４日(祝)の８時～１６時にお別れ曳行をおこないます｡
この地車は､八尾･柏原方面の某町に売却されることが決定！････(契約前なので町名は伏せておきます)｡
来夏には､《堺 彫又》西岡又兵衛の手による『堺型』の名地車が､中河内の地で曳行されることになるでしょう｡
また､堺市大森は､11月10日(日)に昇魂式･曳き納めをおこなう予定｡
祭礼が終われば､各地で昇魂式･曳き納め｡
撮影のみならず､オフシーズン突入とともに当サイト『各町の地車』のデータ修正が待ち構えている､私 だん馬鹿さん｡
私にとっては､これからしばらくの間､超多忙なシーズンに突入････(辛)｡
オフシーズンを前に､右往左往している今日のだん馬鹿さんなのです････｡
では今日はこのへんで､失礼します････(ペコっ)｡
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