茶屋のだんぢり漫遊録

目次

本年もよろしゅうお頼み申し上げます




当サイトユーザーの皆さま、当ブログ読者の皆さま、新年明けましておめでとうございます。

旧年中は皆さまの多大なるご愛顧を賜り、当サイトも無事に一年を過ごす事が出来ました。

本年もスタッフ一同、あちこちのだんじりを追いかけますので、相変わりませぬご愛顧を賜りますよう、よろしゅうお願い申し上げます。



さてさて、この時期の『だんじり界』は、たいして話題が豊富な訳ではございませんでね、毎年同じような内容をお届けしているものと思いますが、今年も年越しは『カウントダウン』からスタートです。


昨年、確か大晦日の夜に兵庫県の高砂神社で戎町の屋台が出ると聞いて足を運んだものの、その年は出てなくて『坊主』で帰ってきたエピソードをご紹介しました。





このままじゃ帰れないと、前の年にも足を運んだ尼崎市の貴布祢神社にて2年連続カウントダウンを過ごしたという話題をお届けしたと思います。


2年連続、同じ場所でカウントダウンを過ごしたんなら、もう今年は違う場所へ足を運ぶべきでしょう!


今年は『酉年』なんやから、『鳥』にちなんで『大鳥大社』とか、ワタクシだって当初はそのつもりで居たのですが・・・




しかし!


あ、そうや、お神籤や・・・



毎年いくつかの神社にてお神籤を引くワタクシ、その最初のお神籤が2年連続で貴布祢神社というのも稀な話なのですが、実はワタクシ、昨年はそのお神籤で『ミラクル』を起こしていたのです。


なんと、2年連続で、全く同じお神籤を引いた・・・


そして、見事に2年連続、同じような一年を過ごした・・・



昨年、全く同じお神籤を引いてしまった時に、

『なんやコレ?去年がアカンかったから、今年もう一回やり直せ!…て言われてるんかなぁ?』

・・・な~んて笑いながら言うてたんですが、あろう事か前の年の反省は全く生かされず、ワタクシは前の年と同じようなリズムで一年を過ごしてしまったのです。

この悪しき流れを変えるためにも、ここはひとつ、お神籤からリベンジせねば!・・・


とゆー訳で今年も・・・さよう三年連続で、ワタクシの年越しは尼崎市の貴布祢神社となったのです。



もう、この写真も見飽きてませんか?
変わってないけど、一応今年撮影したものですよ・・・




今年はですね~、昨年までは小屋の中だけで鳴物を披露していた御園のだんじりが、飾り付けをして境内に出されていました。




そして、いよいよ今年の1月1日、午前零時を告げるためのカウントダウン・・・は今年も行われず、時計を見とかなきゃいつ年を越したか分からない状態で、午前零時になった瞬間、境内に出された各だんじりから、一斉に鳴物が行われ、初詣が始まりました。




ここ、尼崎市の貴布祢神社の毎年8月の祭礼には8台のだんじりが参加しますが、そのうち5台までの小屋が神社の境内にあります。



その内の北出、西町、御園は境内に出して鳴物、新三和は小屋の前で豚汁のふるまいをしています。





さらに8町が持ち回りで、初詣のお客さまに御神酒とぜんざいのふるまいを行なっています。

だんじりを持つ各団体の、地域貢献の一環ですね。



さていよいよ!


ひとしきりだんじりの写真を撮り終えたワタクシも列に並び、今年も貴布祢神社にて初詣。



今年の当番である中在家の皆さんから御神酒とぜんざいを頂き、いよいよお神籤を引きます!




出ました!・・・今年はようやく去年と違うのを引きました!

『中吉』は変わらないのですが、書かれてある内容が違う。そこ重要!


今年引いたお神籤にも、自分を戒めるような有難いお言葉が散りばめられてあり、神様からの御託宣、しかと心に刻み込みました。





よく初詣で、お神籤を引いたらすぐに境内の結び場に結び付ける方を見かけますが・・・


お神籤は今年一年をどう過ごすか、何に気をつければ良いかが書かれた神様からの御託宣なので、持ち帰って1年間持っておくのが正しいそうですよ。




ワタクシも、このお神籤は1年間大切に持ち歩き、今年一年を無事に、また実りある年にするべく、精進したいと思います。




新年一発目から長くなりました。

ではでは改めまして、今年もよろしゅうお願い致します。


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