夏の名残り・・・夏の区民まつり

8月に入ってから、実は東京が『梅雨戻り』していた事をワタクシが知ったのはお盆の頃でした。
なんと東京都内では8月に入ってから毎日どこかで雨が降り、時には激しい雷雨や、はたまた気温の低い日もあったとか・・・
なんで冒頭からこんな話から入ったかと言うと・・・
大阪の連日猛暑にウンザリしてるからです!
雨降って涼しい東京が、ぶっちゃけ羨ましいんです!
まぁ、農作物に影響などもあって、都市機能にも支障が出るんで、羨ましいとか言うと不謹慎でもあるんですが、そんな東京が羨ましいく思えるほど、関西は連日猛暑が続いています。
今回はそんな、夏の猛暑を象徴したような話題。
8月6日(日)、大阪市の東成区で
『東成区民まつり』
が行われました。

この日の最高気温、37.4℃(公式発表)でした。
この『東成区民まつり』は、毎年8月の第1日曜日に行われ、一年で最も暑い時期に行われる『区民まつり』として有名(?)なのですが、過去のブログを紐解いてみても、この『東成区民まつり』にはあまり触れられていない・・・
なんだ?・・・前に一度書いた記憶が・・・

↑2014年の様子
あぁ、あれは『だんじりeo SE』の方だったのかな?・・・確か雨降りの年にね、書いた記憶があるんですけど。
とゆー訳で、こちらのブログにも書き残そうと思って今回触れるんですけど、なんせ『暑い』しかない時期に行われるんです。

『区民まつり』というのは大阪市内24区の各区にて行われるイベントなのですが、だんじりを保有する区の中でも、だんじりが参加するのはこの東成区を含め生野区、城東区、都島区、西淀川区などの区ですが、区内すべてのだんじりが参加するか、一部だけが代表的に参加するかは区によって異なります。

↑都島区民まつり
そして、その草分けは生野区の区民まつり、その名称『生野まつり』であります。
今年で45回目を迎える『生野まつり』では、その第1回目から、区内すべてのだんじりを集めるという事を実現させており、当時・昭和40年代において、それはまことに画期的な事であったと思われます。
生野区に隣接する東成区では、平成元年頃から区民まつりへの、だんじり参加が実現し、途中、紆余曲折もありましたが、約30年を経た現在でも、区民まつりへのだんじり参加が継続して行われています。

8月の第1日曜日ということで、『大阪夏祭』がすべて終了した直後の開催になります。
なので、『大阪夏祭』の残り火というか、この日を『大阪夏祭』の最終日だという考え方もあるのも事実。
東成区内には7台のだんじりが現存していますが、祭礼時に現役で曳行されているのは6台なので、この日も区内6台のだんじりが参加。

この『東成区民まつり』の特徴は、参加するだんじりによる『連合曳き』にあります。
毎年その集合場所と、会場となる東中本公園までのコースは変わり、今年はどこに集合するかを毎年把握する必要があります。

今年は区内の西側、比売許曽神社の氏地内となる『東小橋公園』の前に集合。
午後1時より連合曳きが開始され、JR環状線の鶴橋駅を臨む『千日前通り』を曳行されました。

区民まつりの会場となる『東中本公園』では午後3時からプログラムがスタートするのですが、そのオープニングを飾るべく、6台のだんじりが会場へと入場し、イベントを盛り上げます。

ただでさえ暑い日の、最高気温を迎える時間帯の曳行で、参加者も見物客も汗だくです。

会場に揃い踏みしただんじり越しに、真夏の真っ青な空、そしてそびえ立つ入道雲が、この日の気候を象徴していました。

さて、大阪市内における『区民まつり』はこの先も行われます。
近いのは実は今日なんですけど!(直前過ぎて申し訳ないが…)
8月26日(土)です。
城東区の区民まつりにて、鴫野南之町と聖賢若宮のだんじりが曳行され、会場となる『蒲生公園』へと向かいます。

↑2014年 城東まつり
また9月にも西淀川区や都島区で区民まつりが開催されますが、今現在、だんじりを参加の有無や詳細に関しては確認中です。
また情報が確定しましたらお知らせ致します。

では今回はここまで。
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