だん馬鹿の直感、「この爺さん・・・・」
毎度、だん馬鹿っす!
風邪でフラフラヘロヘロ状態であったにもかかわらず、23日~25日(金~日)も守口・大東・東大阪・八尾・柏原をウロウロ・・・・。
だんじりを見ている間はまだしも、家に帰り着けばヘロヘログロッキーで、ポテチンのバタンキュ~。
このままあの世行きかと思うくらいの超爆睡モードへ突入。
おかげで、風邪の方も少しはマシになったような・・・・。
寒暖の変化の大きい今日この頃、皆さんも体調管理にはご注意の程を!!
インターネット全盛の昨今、だんじり関連のサイトを見ているだけで、「俺はだんじりのことなら何でも知ってるでぇ~」の『インターネットだんじり博士』が増殖しているように思います。
だんじりを知る上での基本は、「行って、見て、聞いて」だと、以前にも書いたような気がします。
「たんじり・地車彫刻などを研究してみよう」と思う方なら、時間や金、仕事や女房子供の冷たい視線なんぞはお構いなしに、何を差し置いても「だんじり」という心がけで彼方此方へ足を運ぶべし!!
そう言う私には絶対無理ですが・・・・(笑)。
そんなこんなで、25日の日曜日、八尾市新家のだんじり祭を見に5年振りくらいに行ってきました。

サイト用のビデオ・写真撮影が主たる目的だったのですが、以前に数度訪れているにもかかわらず、少々、新家の地車に関して疑問を抱いていました。
それは、
1.この地車がいつの頃からこの地に存在し、どういう径路でもたらされたのか?
2.製作年代や製作大工、彫物師など
3.先代地車の有無
4.不自然に取り付けられている土呂幕の彫物について
などなど・・・・

これまでにも数度、町内の方にもお話しを伺ったことはあるのですが、結局わからずじまい。
古い地車ともなれば、購入時の事などを知る人もおらず・・・・。
ところがである・・・・、曳行がおこなわれる25日の午後3時少し前、地車小屋から曳き出されるのを今か今かと待っていたところ、
町内の一人の老人が中年の人たち相手に、この地車について色々と語り始めた。
中年の方々も、これまで聞いたことがないような話しに「なるほど、なるほど」ってな感じ。
聞き耳を立てていると、私が疑問に思っていた内容の話しも飛び出した。
「こんな機会は逃してはなるものか!」、何が何でも聞かねばなるまいである。
とりあえず、元気いっぱいに話しをしているお爺さんの方へ移動。
話しに入るスキを窺ったのだが、チャンスは間髪を入れず、向こうの方からやって来た!・・・・(超ラッキー!!)
「兄ちゃんら、あっちこっちのだんじり見に行ってるやろからわかるやろけど、彫りもん、ええやろぉ~!」、「よそのんとはちゃうやろ~!?」と話し掛けてきてくれた。

「そやけど、こっちの彫りもんはあかん」と土呂幕の方を指さしておっしゃった・・・・。
「この爺さん、なんか知ってる!?」、だん馬鹿の直感・・・・。
この爺さんなら、私の疑問の一つでも解決してくれるに違いない・・・・。
さて、その答えやいかに??
それは次回『だんじり通信』で・・・・。乞う御期待!!
<<前の記事 | 次の記事>> |