茶屋のだんぢり漫遊録

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恒例! 杭全神社の『しめ縄上げ』・・・・

ま~いど、だん馬鹿っすチョキ

今日は、1月4日(月)。今年もあっというまに三が日も終わってしまいました。
年末・年始休暇も終わり、今日が初仕事の方もおらるのでは。
まだお屠蘇気分の抜けきらない方も多いとは思いますが、早く気分を切り替えて経済大国日本のために頑張りませう!!

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さて、今日の「だん通」は、昨日おこなわれた大阪市平野区 杭全神社の『しめ縄上げ』のレポートです。
年末の「だん通」でもご紹介しましたので、「初めて見に行ってきたわぁ~」とおっしゃる方もおられるかと思いますが、「行きたかってんけど、行かれへんかってん・・・・」という方々のためにも、今年の『しめ縄上げ』の模様をお伝えしましょう。

例年1月3日、杭全神社氏子当番町が自町の地車の前後に青竹を組み、しめ縄を取り付けて杭全神社と御旅所に当たる三十歩赤留比賣命神社に奉納するのが『しめ縄上げ』。
正月に地車が曳行されるとあって、今年も多くの見物客で賑わっていました。

今年の当番町は、泥堂町。
午前8時30分になろうかという頃、奉納するしめ縄を前後に取り付けた泥堂町の地車は地車小屋を出発。
祭さながら、半被姿の若者達の手に委ねられた地車は、一路杭全神社へ。

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かといって、小屋と神社の大鳥居は目と鼻の先なのだが・・・・。
8時30分過ぎには、大鳥居の手前の路地に到着。9年に一度の大役を果たす前に、しばしの休憩。一堂、少々緊張気味のようである。

8時55分、路地から大鳥居の方へ向きを変え、地車は進み出した。
難所の国道25号線を一時通行止めにし、地車を前にやったり、後へ下がったり・・・・。

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さながら、7月におこなわれる夏祭りの宮入り前の光景である。
お次は、「まいまい」かと思ったら、そのまま一直線に大鳥居をくぐり参道へ。

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9時15分、神社境内入り口の門の手前に到着。
手早く地車からしめ縄が外され、若者達の手で拝殿へと運び込まれた。

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ご祈祷がおこなわれた後、次なる三十歩赤留比賣命神社へ向け、来た道を・・・・。

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参道の両脇に並ぶ露店の軒先をかすめるかのように地車は進み、9時50分に大鳥居を再びくぐり抜けた。

25号線を渡り、突き当たりを左折し、2度目の休憩。
若者達は、杭全神社への奉納の労をねぎらいあっているようである。

10時20分、ようやく再スタート。
バス通りを右折し南進。途中、商店街の東口の所で「まいまい」が披露された。
その後、更に南進し、赤留比賣命神社参道へ左折し、地車は進んで行く。
しかし、ここでアクシデントが発覚。赤留比賣命神社の入り口に近い境内に一台の乗用車が駐められているらしい。

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地車は入り口手前で、一時待機。警察官立ち会いの元、泥堂町役員や若者達の手で車を移動。

10時50分、ようやく境内に到着。しめ縄を拝殿に納め、ここでもご祈祷がおこなわれ一連の『しめ縄上げ』は滞りなく終了。

9年に一度の伝統行事。次に泥堂町が、しめ縄奉納をおこなうのは平成31年。

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行事の締めくくりに、赤留比賣命神社境内で地車をバックに記念撮影もおこなわれました。
信濃屋お半だんじり通信
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