茶屋のだんぢり漫遊録

目次

どこよりも多く、どこよりも正確に・・・・

毎度、だん馬鹿です。

私の生まれ育った堺市津久野地区の祭礼もあれよあれよという間に幕を閉じ、気が付けば、秋風が心地よい時節となりました。

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後片付けが終わらぬ間、灯の灯らぬ路上提灯が夜風に揺れているのに、もの悲しさを感じる今日この頃・・・・。
祭の後に無情さを感じる歳になったのかと思えば、自分自身も虚しくなるばかり。

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今週末も、疲れの取れぬ身体にムチ打っての撮影三昧。
この身体がどこまで持つのか、神のみぞ知る・・・・。

さて、今週末は地車史上最多のだんじりが曳行される、まさに空前のだんじりウィーク。
私の住む泉州地域はもちろんのこと、大阪府下・奈良県下・和歌山県橋本市・兵庫県など、近畿一円900台はあろう地車のうち、半数近くが曳行されることになるでしょう(実数は把握していませんが・・・・(笑)。

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特に、祭礼が春におこなわれる神戸市東灘区では、10月10日(日)に区制60周年を記念して、区内31台の地車のうち28台が参加して「地車パレード」がおこなわれるため、おそらく同日は地車史上最多のだんじりが曳行されることになろうかと・・・・。

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このサイトや姉妹サイトの『だんじり eo SE 』の制作にたずさわるようになり、毎年四苦八苦しているのが、「祭礼カレンダー(日程表)」。
これだけ数多い地車の曳行状況を把握するだけでも、至難の業。
まして、ユーザーの皆様のためにも、間違いのない情報をと思えば、プレッシャーも相当なもの。
確認できる所は確認し、確認困難な所は昨年の曳行状況を加味した上でサイト上に本番アップ。
それでも、後になって間違いが判明することもしばしば・・・・(ゴメン)。

特に、確認できないのが奈良県北葛城郡広陵町 馬見地区

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大塚・安部・平尾・大垣内・赤部・疋相・笠の7台の地車が存在しているものの、知人もいるはずもなく、確認するにも神社とて無人。

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修理もおこなわれず、原型に近い地車の数々。なかなか味わい深い地車が見れるとあって、毎年同所を訪れる上地車マニアも少なからず。
しかし、行ってはみたものの、「スカでしたわぁ~」のため息もよく聞きます。

私も思い起こせば十数年前、奈良の地車を完全制覇してやろうと、毎年のように足を運んでいました。
幸いなことに、一度たりとも無駄足なんてことはありませんでしたが、これも地車の神さまのおかげと日頃からのおこないかと思う所存。

「スカ」を経験した多くの方々に、贈るスペシャル情報が、本日、当サイト『各町の地車』の「祭礼情報」で一挙公開!
とある情報筋の御協力を得、
曳行日時を完全入手!!
当サイトをご覧いただいている、奈良のだんじりファンにとっては、喉から手が出る情報かと・・・・?
まぁ~、絶対数は非常に少ないでしょうが・・・・(笑)。

>>馬見の祭礼情報を見る

なにわともあれ、どこのサイト・情報紙などよりも、台数的にも正確さにしても『NO.1』と自負して止まない当サイト『祭礼カレンダー』。
少しでも有功活用していただいて、一台でも多くの地車を見に行っていただければ、私の苦労も水の泡にはならぬと言うもの。

さぁ~、近畿一円の地車完全制覇にレッツゴー!!


信濃屋お半だんじり通信
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