茶屋のだんぢり漫遊録

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第三回 東日本大震災チャリティー地車見学会のお知らせ・・・・

どもぉ~、だん馬鹿です。

3月31日木曜日。今月最後の「だんじり通信」の更新です。

未曾有の被害をもたらした「東日本大震災」の発生からから明日4月1日で三週間となります。
警察庁のまとめによれば、死者・行方不明者は2万7千人以上。
今なお、避難生活を続けている人は、17都県2千箇所あまりの避難所で17万人を超えています。

前回のブログでも触れましたが、当サイトに協力していただいている『上地車新報』、私 だん馬鹿さんも所属する『南河内地車愛好会 河秋会』、そして我が地車総合サイト『だんじり』が発起人となり、『関西地車交流会』の名前で、先々週から義援金の募金をおこなっています。

とは言うものの、取材を兼ねた友人・知人たちとおこなっている地車見学の場を借りての募金活動。
参加者から、見学料の代わりにと、義援金をお願いしている次第。

その名も『東日本大震災チャリティー地車見学会』。
一回目は宝塚市小濱・上安倉、二回目は大阪狭山市池の原。
参加者のみならず、見学をお願いした町の方からも、たくさんの募金をお預かり致しました。

そして、三回目のチャリティー見学会を、来る4月10日(日)におこなうことが決定しました!
場所は、和歌山県橋本市。
見せていただくのは、『板勾欄出人形式住吉型』地車の最高傑作との呼び声も高い、橋本市市脇の先代地車

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そして、もう一台は、天保11年(1840)に製作された、現役最古の『岸和田型』地車、同市東家の名地車

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何れも、橋本市の有形民俗文化財に指定されている地車です。

見学会の詳細は以下の通りです。


『第三回 東日本大震災チャリティー地車見学会』

◆開催日:平成23年4月10日(日)
!雨天中止の場合などは、当日午前中に当サイト内にてお知らせします雨

◆時間:市脇 ・・・ 13:00~15:00
    東家 ・・・ 14:00~16:00

◆場所:市脇・東家 両地車小屋前

[市脇 地車小屋]
相賀大神社 境内
住所:市脇502番地
アクセス:南海高野線橋本駅下車西へ2km

[東家 地車小屋]
セブンイレブン橋本東家店の北側スグ
住所:東家4-2-3
アクセス:南海高野線橋本駅下車南西へ500m
!セブンイレブンなど周辺店舗などへの駐車は厳禁!

◆駐車場
車でお越しの方は、JA紀北かわかみ 橋本支店(橋本市市脇1-1-6)の正面来客用駐車場に車を入れ、現地まで徒歩でお越しください。
!地車小屋周辺に駐車場はありません。くれぐれも周辺住民の迷惑にならないようにしてください!!

◇主催:関西地車交流会
 ・上地車新報社
 ・南河内地車愛好会 河秋会
 ・地車総合サイト『だんじり』
◇協力
 ・市脇若連中
 ・東家若連中

ひとりひとりの小さな積み重ねが、被災地の皆さんを勇気づけます。
一人でも多くの皆さんの参加・御協力をお願いいたします。


さて、東日本大震災の影響でしょうか、地車曳行自粛の話を近頃耳にします。
例年4月29日の昭和の日におこなわれる「布施パレ」・「長瀬パレ」は、本年中止。

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5月第二日曜におこなわれる「守口だんじり祭」も、9月ごろに開催延期。
だんじり祭としては日本で一番早くおこなわれる、4月の鹿児島県いちき串木野市 冠嶽山鎮国寺の「徐福花冠祭」も中止が決定。

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5月のゴールデンウィークにおこなわれる、神戸市のだんじり祭も、縮小の話がちらほら・・・・。
被災者への配慮、家族や友人が被災地に住んでいる曳行参加者への配慮からでしょうが、一方では祭りをより盛大におこない、集まった御花(御祝儀)や見物人から募金を集め、被災地に義援金を送ろうなどの声も上がっているようです。

どちらが正論なのかを議論する必要もありませんが、ひとりひとりが出来る範囲で支援の心を持つことが大切なのではないかと思う、近頃のだん馬鹿さん・・・・。

4月10日(日)の『第三回 東日本チャリティー地車見学会』が盛況であること、ひとりひとりの思いが被災地の皆さんを勇気づけられればと願いながら、今日の「だん通」はこれでオ・シ・マ・イ・・・・。
多数の参加をお待ちしています!!


信濃屋お半だんじり通信
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