巨大地車へのいざない・・・・
どもー、だん馬鹿です

勇壮な「やりまわし」中心の泉州地域のだんじり祭は、体育の日の和泉市信太・幸地区の祭礼をもって、終了ぉー!
私の生まれ育った堺市津久野地区でも、勇壮華麗な地車の曳行が盛大におこなわれました。
今年は、体育の日を基準として祭礼日を設定している地域と第一土曜・日曜日を基準にしている地域の祭礼が重なったため、泉州地域のみならず、大阪府下をはじめ多くの地域で10月6・7日(土・日)に地車の曳行が集中。
我々、モバイルテレビジョン(株)撮影部隊もフル動員で、あちらこちらへと東奔西走・・・・。
隊員一同、例年以上にヘロヘロなありさまでした・・・・(笑)。
さて、今週末も多くの地域で地車の曳行がおこなわれますが、「所変われば品変わる」の言葉とおり、多種多様な地車・曳行形態・お囃子など、見どころもたっぷり。
その中でも、私 だん馬鹿さんのお薦めは、全高5メートルをゆうに超える巨大な地車の曳行。
動く2階建て住宅と言っても過言ではない、『北河内型』地車。
多くの『北河内型』地車が、新調以来100年以上の歳月を経ていることもあってか、近年、大規模な修理がおこなわれることもしばしば・・・・
今年は、四条畷市木間、大東市北條中之町・押廻の3台の地車が修理され、装いも新たに曳行されます(木間は、10月6・7日に祭礼終了)。
四条畷市木間は、昨年の祭礼終了直後の10月11日に《金剛組》に搬入され、復元修理。

今年3月25日(日)に入魂式・お披露目がおこなわれました。
大東市北條中之町は、昨年10月23日に《大下工務店》へ搬入。
本体の洗い・締め直し、錺金物の再メッキ、化粧幕の新調などがおこなわれ、9月22日(土)に町内搬入。

地車小屋の前で、組み立て作業がおこなわれました。

翌23日の午前中に安全曳行を祈願し神事がおこなわれ、その後、御披露目を兼ねた試験曳きがおこなわれました。

同市押廻は、5月13日(日)に《植山工務店》に搬入され、本体の洗い・締め直し、勾欄や腰組などの部材を新調交換、錺金具の再メッキなどがおこなわれ、10月8日(月・祝)に町内搬入。

組み立て作業がお昼すぎまでおこなわれ、午後3時過ぎから三筒菅原神社前の地車小屋まで試験曳き。

途中、休憩をはさみながら午後5時に無事神社へ到着しました。
中之町の祭礼は、10月20・21日(土・日)の両日。
21日、午前10時から野崎参道商店街周辺でおこなわれる『四条ふるさとまつり』に曳行参加。同地区の他8台とともに曳行されます。
また、押廻は10月13・14日(土・日)に地車を曳行。
13日は神社前の小屋から町内(同市栄和町)へと移動。
翌日は、市内末広公園でおこなわれる『住道だんじりまつり』に参加。
三筒菅原神社の6台が集結し、迫力満点な練り廻しをおこないます。
大東市内には、休止中の地車を含め34台の地車が現存。
そのほとんどが、巨大な『北河内型』地車。
私を含め、泉州地域に住む者にとっては、なかなか見ることの無い巨大な地車の練り廻し。
北河内特有の超巨大な地車、地車の大きさのみならず、大きな彫物の迫力に度肝を抜かれること間違いなし・・・・。

興味のある方は、一度足を運ばれてはいかがでしょうか。
ではまた・・・・。
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