淡路島だんじり紀行、安乎町編 その壱・・・・
どもぉー、だん馬鹿です

近畿地方でも桜の便りが聞かれ始めました。
ポカポカ陽気の春爛漫、皆さんはいかがお過ごしでしょうか・・・?
私 だん馬鹿さんは、一昨日3月20日(水)、兵庫県は淡路島を訪れてきました。
目的は、B級グルメとして売り出し中の『淡路島牛丼・淡路島バーガー』を食するため・・・。
まぁー、B級グルメはおいといて、本当の目的は、この日洲本市安乎(アイガ)町に鎮座する安乎八幡神社の祭礼を見に行くため。
しかし、それとて、私 だん馬鹿さんの真の目的ではないのです。
去る2月11日(祝)、淡路市郡家の里組で新旧2台のだんじりの『曳継祭』がおこなわれました。
旧地車は『淡路一宮型』と呼ばれる「曳きだんじり」。

片や、新たに購入したのは、昨年まで大阪府高石市 大園で曳行されていた『岸和田型』地車。

これを機会に、この地車総合サイト『だんじり』でも、兵庫県淡路島のだんじりも本腰を入れて紹介していこうというのが、本来の目的・・・・。
その手始めが、『各町の地車』でのだんじり紹介。
里の『曳継祭』以来、既に淡路市多賀の伊弉諾(イザナギ)神宮の3台と南あわじ市沼島八幡神社の3台の基本データと姿写真をアップ。
>>ケータイで淡路島の『各町の地車』を見る
>>スマホで淡路島の『各町の地車』を見る
もちろん、まだまだ発展途上の当サイト『だんじり』。
近畿一円900台はあろうかという地車を紹介する『各町の地車』とて手つかずになっている所もあれば、購入経路や彫物図柄の紹介もまだまだ完成にはほど遠いのが現状。
しかし、だんじりがあるのにもかかわらず、その町名・写真の一枚すら出せていないとあれば、それも大問題。
たとえ、町名だけでも、写真の一枚でもアップし、その存在を紹介するのも、伝統ある地車文化を広く知ってもらう手段とあれば、やらねばなるまい何事も・・・・。
現在、兵庫県淡路島で「だんじり」・「壇尻」と呼ばれるものは、およそ250台以上・・・?
それも、コマの付いた『曳きだんじり』がおよそ50台。「布団太鼓・太鼓台」などの『布団だんじり』と呼ばれるものが大多数・・・・。
当サイト『だんじり』では、「地車・だんじり」と呼ばれる『曳きもの』を紹介するサイトですので、残念ながら淡路島に関しても『曳き物』オンリーで紹介する予定。
個人的には、「布団太鼓・太鼓台」なども紹介したいのはヤマヤマ。
しかし、全国の『担きもの』となれば、その数はゆうに数千、それ以上の数に上ることは間違いなし。
実際に、行って、見て、聞いてが身上のこの地車総合サイト『だんじり』。
太鼓台まで手が回らないのが現実・・・・(トホホ)。
そんなこんなで、この日訪れた洲本市安乎町の安乎八幡神社の祭礼には4台の『布団だんじり』と1台の『曳きだんじり』が宮入りをするとのことで、早朝から眠い目をこすりながら淡路島へと車を走らせました。
事前の調査では、宮入りは午前10時頃から。
少し早いとは思いましたが、7時に堺をスタート。
阪神高速から第二神明、淡路鳴門自動車道を通り、所用時間1時間30分ほどで安乎町に到着。
国道28号線平安浦交差点を右折し神社へと続く道で、早くも安乎町平安浦 濱の『布団だんじり』に遭遇。

濱の『布団だんじり』を車の中から見送り、とりあえず情報収集のために神社へ。
社務所におられた宮司さんや氏子役員の方の話では、だんじりの宮入りは神事が終わってからで、お昼頃には完了するであろうと、いささかアバウト・・・・。
もちろん、目的は5台の『だんじり』のうち唯一の『曳きだんじり』である直田(じきでん)のだんじり。
時計を見れば、まだ9時にもなっておらず、ほならお寺の彫物でも見に行くかぁ~と、神社をあとに・・・・。
目指すは、車で5分ほどの所にある淡路七福神めぐりで有名な淡路市里にある宝生寺。

七福神の一人、寿老人を祀るこのお寺には、なんと地車・太鼓台彫刻のその名を残す一人の彫物師の作品があるとのこと・・・・。
まずは、宮入り開始までその彫物を見ようと宝生寺へ向かったのであります。
さて、今日の『だん通』はこのへんでオシマイ。
次回は、この宝生寺の彫物から安乎八幡神社の祭礼へと続くのでおます・・・・。
では次回をおたのしみに、本日はこれで失礼します・・・・(ペコっ)。
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