淡路島だんじり紀行 安乎町編、今回が最終回・・・・!?
どもぉー、だん馬鹿です

サクラも今が盛り。まさに、百花繚乱・・・・。
咲き誇るサクラの花に、日本人に生まれて良かったと思うのもこの季節。
あぁー、日本万歳! ・・・・(なんのこっちゃ)。
さて、三回に渡りお届けしてきました『淡路島だんじり紀行、安乎町編』。
「まだ続くんですか・・・・」との罵声も無く、今日はいよいよ宮入り、次回は宮出の様子をと思ったのですが、宮入りが始まる頃から、雨がポツリポツリ。
4台の「布団だんじり」とお目当ての直田(じきでん)の「曳きだんじり」の計5台が宮入りを終えた頃には雨も本降り。
撮影に雨は天敵、撮影機材の故障も考え、急遽、宮出の撮影は断念・・・・。
そんなこんなで、『淡路島だんじり紀行、安乎町編』は今回が最終回。
宮入りで、神社の楼門をくぐって境内に入るのは、一番最初の北谷と取を飾る宮本の濱の2台の「布団だんじり」のみ。あとの3台は、楼門の横を通って入るとのこと。

まず、一番手は北谷の「布団だんじり」から・・・・。
担き手は、およそ30人余り。「布団だんじり」はタイヤの付いた台車から担ぎ下ろされました。

楼門をくぐり境内へ入るには、5段の石段を上がらねばなりません。
太鼓と掛け声に合わせ、威勢よく担ぎ上げたものの、態勢が悪く、大きく傾きました。

布団が石段横の手洗いの屋根に接触するアクシデント。
大事には至りませんでしたが、もう一度、いや、もう数回、態勢を立て直し、石段を担いで上がり、楼門の下をくぐり抜け、拝殿の前へ。

全員そろって、参拝をおこなったあと、いよいよ練りまわしが始まりました。

担ぎ手が少ないこともあり、いささか「布団だんじり」も不安定。
しかし、元気いっぱいに、数分間の練りまわしを披露されました。
二番手は、中田の「布団だんじり」。
タイヤの付いた台車に載せられたまま、楼門の横から境内へ・・・・。

そして、一同揃って参拝・・・・。

しかし、先程の北谷と同様に少ない人数。
こちらは、担がれることもなく、台車に載ったままで練りまわし。

三番目は、南の「布団だんじり」。
こちらは、先の二台よりも人数が少なく、当然のように担がれることはなく、境内の中央でぐるぐると廻されただけで宮入りは完了。

そして、唯一の「曳きだんじり」、お目当ての直田の宮入りの開始。

町旗を持った子供を先頭に、楼門の横から境内へ。
この「曳きだんじり」もまた、ゴムタイヤ装着のため足取りは軽いものの、人数はさらに少なく・・・・。

参拝を済ませると、威勢よく練りまわしの開始。

降り出した雨の影響もあってか、ほんの数回まわっただけで、練りまわしも終了。
さてさて、しんがりは宮本である濱の宮入り。
ここは、担ぎ手の数も一番多く、少しふらついてはいたものの、難なく石段を上がり、楼門をくぐって拝殿前へ・・・・。

参拝を終えたあとは、多くの人たちに担がれて、境内を縦横無尽に練りまわされました。

5台の「だんじり」の宮入りは、およそ20分ほどで無事終了。
雨も本降りになり、境内に留め置かれた「だんじり」はビニールシートが掛けられてしまいました。

宮入り後の昼食休憩時に、彫物の写真撮影をと思っていましたが、天候には勝てずに断念。
宮出の撮影も考えましたが、降りしきる雨には勝てずこちらも断念・・・・。
しかし、村祭りの様相が色濃く残る、安乎八幡神社の春まつり。
日本の原風景を見たようで、これまた日本に生まれて良かったと思いながら、『淡路島だんじり紀行、安乎町編』はこれでオシマイ・・・・。
またいつの日か、訪れてみたいものです。
ほな、今日の「だん通」はこのへんで・・・・、失礼します。
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