夏祭り目前、平野郷に夏の訪れを告げる・・・・
どもぉー、だん馬鹿です!
ここ数日降り続いた雨も上がり、部屋の窓を開けると爽やかな風が吹き込んできます。
これで日差しが戻れば、また真夏を思わせるような蒸し暑さになるのでしょう・・・・?
今日は、自宅のマンションでこの『だん通』を書いているのですが、真夏になるとこのマンション、室温は40度を超えることも。
聞くところによると、最上階は50度を超えたこともあるそうで、日中はエアコンなしでは過ごせない真に灼熱地獄。
よくもまぁー、こんな所に約7年も住んでいるものだと思いながらも、今日も『だんじり通信』の始まりでおます・・・・(引っ越そかな・・・)。
さて、熱気あふれる「大阪の夏祭り」ももうすぐそこまで。
今年も各地で、多くの地車が勇壮に曳きまわされます。
6月16日、この前の日曜日には大阪市内各所で、夏祭りを前に地車の試験曳きや制動(ブレーキ)テストがおこなわれました。
御多分にもれず、大阪平野区 平野郷、杭全神社氏子各町でも、6月29日(土)の試験曳きを目前に控え、制動(ブレーキ)テストがおこなわれました。

この日は、好天に恵まれ、気温もぐんぐんウナギのぼり。
平野郷では地車の曳行、地車囃子とともに、本格的な夏が訪れるといわれるほど・・・・。

地車を曳く若者たちの熱気で、気温が上昇しているのかと思うほど、本番さながらに熱気ムンムン・・・・。

夏まつりを待ちきれない多くの地車ファンも見物に訪れ、さらにヒートアップしているのかも?
そんな中、やって来たのは、今年のお正月に『しめ縄上げ』をおこなった野堂町南組の地車。

大屋根正面に付けられた御幣の間に見え隠れするのは、なんと『獅噛み』・・・・。

大屋根正面に刻まれていた『多門丸初陣』の武者ものの鬼板が、なんと『獅噛み』に様変わり・・・・。

何が起こったのかと目を丸くした地車ファンも多かったと思いますが、このお正月には、この夏祭りから大屋根の箱棟を前後さかさまに入れ替え、『獅噛み』を正面にするとの話を聞いただけに、言わばこの日が御披露目・・・・。

まぁー、繊細な武者もの彫刻の破損に配慮してのことなのでしょうが、『上だんじり』の顔ともいえる部分の変更に、少々印象が変わってしまった感じ・・・・。
さてさて、午後から始まった各町の制動テストは、日が暮れはじめる頃までおこなわれました。

各町の地車は、町中を鉦・太鼓の音高らかに、縦横無尽に駆け回り、平野の街に夏まつりの到来を告げているかのようでした。
平野区杭全神社 『平野郷の夏まつり』、地車の曳行は7月12・13日(金・土)の両日。
13日の午後7時頃からは、勇壮華麗な宮入りがおこなわれ、例年多くの見物人で賑わいを見せます。
来週末の6月29日(土)は、全町そろっての試験曳き。
各町時間はまちまちですが、祭礼時とはまた違った雰囲気が楽しめます。
夏の訪れを前に、熱気あふれる平野の街を訪れてみてはいかがでしょうか。
では、今日はこのへんで失礼します・・・・(ペコっ)。
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