堺市鳳地区 新在家地車の修理完成入魂式････
どもぉー､だん馬鹿です！ここしばらく､梅雨らしい天気が続いています｡
昨日は久しぶりにまとまった雨が降り､大雨洪水警報が出されるほど｡
Twitterなどでは､水かさが増した大和川の写真がアップされ､今にも堤防を越すのではと思うぐらいの増水｡
JR大和路線は運転見合わせ､国道も通行止め････｡
幸い大事には至らなかったようですが､今年の梅雨は前半が空梅雨と言われたものの､降水量は平年以上なのだとか｡
降れば降ったで､局地的な集中豪雨｡
これも､地球温暖化や異常気象のなせる業････？
それとも､環境を破壊する我々人類への､神様からの天罰なのかも知れませんねぇ～｡
さて､今日の『だんじり通信』は､この前の日曜日､６月23日におこなわれた堺市鳳地区 新在家の修理完成入魂式の模様をお届けします｡
去る６月９日(日)に､岸和田市畑町の《井上工務店》で修理を終え､町内に搬入されたことは先週木曜日の『だん通』でも触れましたが､その次の日曜日には､入魂式･お披露目曳行を前に､飾り付けやブレーキテストがおこなわれ､準備も万端｡
気がかりだったのは入魂式当日の天気ぐらいで､途中にわか雨に少々見舞われたものの､この季節としては上々の天気で､終わるころには薄日も差すくらい････｡
この日は他町の入魂式と重なることも無く､多くの地車ファンが見物に訪れていました｡
入魂式は午前８時曳行開始とのことでしたが､午前７時30分には新在家の地車小屋前にはハッピに身を包んだ青年団をはじめ新在家方々のほか､多くの地車ファンが集まっていました｡
午前８時､纏を先頭に子供や青年団に曳かれた地車は､神事のおこなわれる大鳥大社に向けて曳行開始｡
国道26号線を横断し､JRの踏切を渡り､鳳の駅前を抜け､旧蔵王前交差点(野田地車小屋前)を曲がり､再びJRの踏切を渡り､神社の大鳥居の前に････｡
大きく｢コの字｣を描くような､宮入りコースも距離にして数キロ｡所用時間20分｡
それにしても､｢朝から晩まで良く走る｣と言われる鳳の地車｡
私 だん馬鹿さんも､老体にむち打ちながら走ってついていったものの､グロッキーのヘロヘロ状態｡
踏切待ちが追い抜きポイントと思っていたら､踏切待ちすらなく走る走る････｡
大鳥居の前は｢やりまわし｣で宮入りかと思いきや､そのまま｢止めまわし｣｡
大鳥居の手前では大鳥の地車が出迎える中､鳥居をくぐり抜け､参道を通り､大鳥大社境内にある同神社摂社の氏神様 美波比神社前に据え置かれました｡
神事が始まるまでは､しばし休憩｡
子供らは地車の前で､記念写真の撮影｡
午前９時､そうこうしているうちに神事の開始｡
修理完成を氏神様に奉告し､無事安全曳行を祈願し､神事も滞りなく終了｡
午前９時30分､今度は町内に向けてお披露目曳行のスタート｡
帰りも大きく｢コの字｣を描くように､来た道を戻ります｡
参道から大鳥居をくぐり､今度は豪快な｢やりまわし｣を披露し､神社をあとに････｡
それにしても､祭り本番の宮入り時を彷彿させるほどの見物人の多さに､私も唖然｡
帰り道も踏切に引っかかることもなく､鳳の街を走り抜け､新在家の町内へ到着｡
披露困憊､足が攣りそうな私をあざ笑うかのように､またまた所要時間20分････｡
会館･地車小屋の前を抜け､町内曳行が始まりました｡
そのころから､懸念していた雨がポツリポツリ････｡
町内の公園前でしばし休憩｡
地車には､雨合羽がかけられました｡
時計を見れば10時50分､このまま御披露目曳行も終了かと思いきや､お隣の野代の向けて曳行再開｡
野代の町内では､往復２回の｢やりまわし｣を豪快に決め､無事お披露目曳行も終了かと思いきや､Ｕターンで再び先ほどの交差点へと逆戻り････｡
三度､この交差点で｢やりまわし｣｡
今度は､あわや電柱に衝突かと思うほど､少々膨れ気味で駆け抜け､ほっと一安心｡
電柱まで数センチのキワキワ････｡
しかし､運が良かったのもここまで････｡
この後､思わぬアクシデントがこの新在家地車に襲い掛かって来ようとは････｡
それは､次回の『だん通』で････｡
少し辛いことを書くつもりですが､それも無事安全曳行のため｡
では､今日はこのへんで････(ペコっ)｡
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