9月28日(日) 河内長野市高向地区 中高向 御披露目曳行
明日9月28日(日)、河内長野市高向地区 中高向において、同所地車の「吹きちり」・「祭礼旗」の新調にともない、御披露目曳行がおこなわれます。
当日は、中高向自治会館を9時に出発。高向神社に宮入り。10時すぎに宮出し、11時に会館到着の予定。
同所の地車は、明治28年に《住吉大佐》十二代目 川崎宗吉の手により製作された『三枚板式住吉型(大佐型)』地車。見送り部分には「東成郡住吉村 大佐」の銘板が今なお残っています。彫物は、九代目 小松源助、赤銅芳松の作と考察されます。

明治、大正、昭和、平成と、100年以上の永きに渡り曳行されてきたこの地車も、平成8年には老朽化のため曳行が困難となり、平成12年《植山工務店》において大修理が行われています。
なお、当日午後からは河内長野市高向地区をはじめ、長野・千代田・三日市の各地区において、10月11、12日の両日に行われる秋祭りを前に「試験曳き」がおこなわれます。『名地車の宝庫』とも呼ばれる河内長野市。上地車ファンの方は是非一度、足を運ばれてはいかがでしょうか・・・・
<<前の記事 | 次の記事>> |