茶屋のだんぢり漫遊録

目次

だんじりが石段を下る上る・・・・!? 今日はその二回目・・・・

どもぉー、だん馬鹿です!

前回の『だん通』は、あまり知られていない茨木市茨木神社の夏祭りでの宮入り時におこなわれる元町(旧二の丸町)地車の石段の下り、上りのさわりの部分をお伝えしました。

そして今日は、いよいよ石段を下りる地車の宮入りの模様をお届けしませう・・・・。

私が訪れたのは、7月14日(日)。
夕刻から降り出した雨は止む気配もなく、元町の太鼓台・地車が宮入りをおこなう茨木神社の参道や境内は、咲き誇るアジサイのようにカラフルな傘で埋め尽くされていました。

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市民会館でUターンしてきた太鼓台・地車は、ようやく神社の鳥居前へ到着。

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予定より1時間20分遅れで、午後5時50分に宮入り開始。

まずは、太鼓台から・・・・。
段数こそ十数段ですが、降りしきる雨で滑りやすくなっている石段。
足元を確かめるように、若者らに担がれた太鼓台はゆっくりゆっくりと、一段一段慎重に下りて行きます。

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それまで縁日に夢中だった子供らも、石段下りが始まれば、それを食い入るように・・・・。

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石段を下り終えると、拝殿に続く長い参道を、太鼓台は担がれて行きました。

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そして、いよいよ地車の石段下り。

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屋根に乗る威勢の良いお姉ちゃんの合図で、始まり始まり・・・・。

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一旦、前部を担ぎ上げ、そのまま前進。

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あとは、一段ずつギッコンバッコン・・・・。

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地車に乗り込んでいる子供らの表情も、少々緊張気味。

細心の注意を払いながら、地車もまた一段一段ゆっくりと。

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前部が下り終えた所で、屋根の御幣が鳥居に掛けられたしめ縄にあわや接触・・・・。
お姉ちゃんが、御幣を外して回避。

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鳥居を無事通り抜ければ、石段下りも無事終了。
肩を入れていた兄ちゃんたちの顔にも笑顔が・・・・。

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再び曳き綱をのばし、石畳の参道を子供らに曳かれ拝殿前へ。

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一同そろって参拝を済ませれば、子供たちでハイチーズ!、記念撮影・・・・。

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6時15分、宮入りを終えた太鼓台・地車は、再び長い参道を戻り、今度は石段を上がって宮出し。

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まずは、太鼓台から・・・・。

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肩背棒を抱き抱えるように、一段一段。

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お次は、地車。

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多くの子供らに曳かれた地車は、石段の下へ。

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太鼓台と同様に、肩背棒を抱き抱えるようにし、石段の上では綱を持つ大人・子供が力を合わせ地車を曳き上げます。

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皆が力を合わせ一段一段ゆっくりと、団結力があればこその成せる業・・・・。
降り続いていた雨も、このころには小康状態。

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無事石段を上り終え、町内まで曳行し、今年の夏祭りの地車曳行も幕を下ろしました。

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ほな今日の『だん通』はこのへんで、失礼します・・・・(ペコっ)。



信濃屋お半だんじり通信
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