茶屋のだんぢり漫遊録

目次

守口市寺方の天神祭・・・・ん?

どもー、だん馬鹿です!

今日は、日本三大祭りのひとつ、大阪天満宮の『天神祭』
天満界隈は、大いに賑わっていることでしょう。
今日おこなわれるのが、陸渡御に船渡御、そして奉納花火

我々地車ファンの注目は、なんといっても陸渡御で曳行される天満市場の三つ屋根地車

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今年こそは久しぶりに見に行こうと思っていたのですが、仕事の兼ね合いもあり急遽断念・・・・(涙)。
ようは、私の仕事の段取りの悪さ。午前中に写真の切り出しを片付けてレッツゴーのはずが、気が付けば2時過ぎ・・・・。
今日は、陸渡御を見て、そのことを帰ってから『だん通』でと思っていたのですが、それも水の泡・・・・。

そんなこんなで、今日の『だん通』はこれでオシマイなんてわけにもいかず、ネタを絞り出すこと数秒・・・・(早っ)。
ほなら、この前の土曜日、7月20日に訪れてきた守口市寺方の夏祭りをお届けしましょう・・・・。

寺方の祭礼は、夏と秋におこなわれ、夏は7月の第三土・日曜、秋は10月の第四土・日曜におこなわれています。
北寺方と南寺方の二台の地車が、勇壮に曳行されています。

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氏神様は、地元の産須那神社。
御祭神は、菅原道真公。
そう、大阪天満宮と同じ、学問の神様。
言わば、寺方の天神さん。
したがって、まぁ~ちょっと早い『天神祭』ってな案配なのです・・・・。

メインとなるのが、両日夕刻からおこなわれる地車の宮入り。

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二台の地車の到着を待つ間、神社入口横の舞台の上では、子供らによる地車囃子や龍おどりが披露され、勇壮な地車の練りまわしに華を添えています。

いよいよ定刻の午後7時30分、宮本にあたる北寺方の地車が神社前に到着。

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まずは鳥居前で拝殿の方へ向きを変え、地車の後部を持ち上げ、神様に一礼。

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打ち放たれたクラッカーの合図とともに、練りまわしの開始。

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後部を持ち上げ、地車をコマのようにクルクルと「舞い舞い」・・・・。

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しかし、大阪市内でおこなわれているよりも、少々スピードが速い。

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地車の周りでは、お姉ちゃんたちも踊る踊る・・・・。

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練りまわしは、約15分間で終了。

北寺方の地車は、鳥居の東側に据え置かれました。

入れ替わりに、南寺方の地車が到着。

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北寺方と同様に、拝殿の方へ向きを変え、地車の後部を持ち上げ、神様に一礼。

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クラッカーは無かったものの、練りまわしの開始開始・・・・。

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こちらも、後部を持ち上げ、地車をコマのようにクルクルと「舞い舞い」・・・・。

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しかし、「舞い舞い」というよりは、スピードは先ほどの北寺方よりも速く、河内長野でおこなわれてる「ぶんまわし」・・・・。

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見に訪れた多くの見物人も、あっけに取られ、驚かれた様子。

南寺方の練りまわしも、15分で終了。

待機していた北寺方の地車は、鳥居前まで前進し、両寺方の地車が鳥居の前で顔和わせ。

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手打ちがおこなわれるや、両地車は後部を持ち上げ、互いに礼・・・・。

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地車をしゃくり、互いの屋根がぶつかるのではと思うほどの至近距離。

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屋根の上からは、真紅の紙吹雪。
雪のように舞う真っ赤な紙吹雪はライトに照らされ幻想的・・・・。

しばらくして、二台の地車は、鳥居の東側に並んで据え置かれ、舞台の上では子供らによる地車囃子と龍踊りの奉納がおこなわれていました。

大阪天満宮の「天神祭」とは、規模や観客数は違えども、道真公も勇壮華麗な練りまわしを堪能されたことでしょう。

私も、無病息災を神に祈り、寺方の地をあとにしました。
では今日はこのへんで失礼します・・・・(ペコっ)。





信濃屋お半だんじり通信
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