まだまだ、だんじり見れまっせぇ~!!
どもぉー、だん馬鹿です!
だんじり祭はシーズンオフに入ったものの、イベントに昇魂式とこの11月も慌ただしい日々を送っている私 だん馬鹿さん。
この前の日曜日におこなわれた、堺市大森の地車買い替えにともなう昇魂式・曳き納めで年内の地車関連行事も終わりかなと思っていた矢先、「だんじり曳くでぇー!」なんて言う情報が飛び込んできました。
まさか木枯らし吹くこの季節にと思えども、昨年もその前の年も12月に入ってから昇魂式がおこなわれたりと、結局のところ一年中毎月の様にどこかで地車が曳行されているような昨今の状況・・・・。
最近はめっきり寒さに弱くなってしまつた私にとっては、嬉しいやら、悲しいやら。
まぁー、『だん通』ネタの少ないこの季節には有難いことなのですが・・・・。
さて、その「だんじりひくでぇー!」の正体は、来週末11月23日(土・祝)におこなわれる神戸市東灘区西岡本に鎮座する大日女尊(おおひるめのみこと)神社の再建50周年記念行事として行われる秋季例大祭での地車曳行。

神戸市内数ある地車の中でも、大型地車として知られる地元 野寄の地車が曳行されるのです。

その野寄地車の地車小屋があるのが、この大日女尊神社の境内。

この大日女尊神社は、大日女尊(天照大神の別名)を主祭神とし、素盞鳴命・若年神・大山祇神・金山彦神を合せ祀っているお宮さんで、往古は大日如来を本尊とする両部神道のお堂でしたが、慶応4年(1868)の神仏分離令を受け、明治3年(1870)に大日女尊を祀る神社になったそうです。
境内には松の木がよく茂り、「大日さんの森」と地元民に親しまれていたそうです。

しかし、昭和13年の山津波により住吉川が決壊した為、大量の土砂が境内に流れ込み、また太平洋戦争の戦災と合せ、甚大な被害を受けました。
地元民の神社再興の思いと弛まぬ御尽力もあり、昭和38年には現在の社殿が再建されました。
その社殿も再建されて今年で50年。
社殿再建50周年記念事業として、社殿の屋根を覆う銅板の葺替工事がおこなわれ、今年9月21日には正遷宮がおこなわれています。
来る11月23日におこなわれる秋季例大祭での地車曳行も、この社殿再建50周年記念事業に合わおこなわれるものだそうです。
本来の秋季例大祭は9月28日ですが、近年は9月下旬の日曜日におこなわれますが、地車の曳行はおこなわれていないようです。(平成20年には曳行されています)。
また、神社氏地内にある本山第二小学校も今年で創立80周年を迎え、その式典もこの11月23日におこなわれるようで、野寄の方々が幼い頃に通った小学校の創立記念にも華を添えます。
曳行は、午前10時に地車小屋がある大日女尊神社を出発。
10時50分~12時20分までこの本山第二小学校をお祝いに訪問。
校庭では、練りまわしもおこなわれる予定だとか・・・・!?

なかなか地車の曳行を見る機会が少ないこの季節、平成25年の地車見納めと言った感んもありますが、地車ファンの皆さんは是非足を運ばれてはいかがでしょうか。

では、今日の『だんじり通信』はこのへんで失礼します・・・・(ペコっ)。
<<前の記事 | 次の記事>> |