春の海風に誘われて、広島・尾道、三原の旅
3月からこちらのブログを引き継いで1ヶ月が経ちました・・・
信濃屋でございます
m(_ _)m
ブログの更新が少し滞り気味ですが、その間に色々と調整やらありましてね…
前回から、ブログのタイトルが変わりました。
もうご存知かとは思いますが…
(*^皿^)\
『悠遊!だんじり録』
と、なりました!
(o^∀^)/
『悠遊!…』なんていう字づらを見て、何となくピーンと来る方も居たりして…
( ̄∀ ̄)
まぁ今後とも『悠遊!だんじり録』を楽しみにして頂くとして、当面の目標は、最低週1回は更新を定着させ、出来るだけ週の真ん中あたりで更新出来るよう、路線固めをしていきたいと思っております・・・
それでは、本題に入りましょう。
突然ですが、本州から四国へ渡るには、今現在、3つのルートがあるのはご存知ですか?
1つ目は明石海峡大橋から淡路島を経由して、大鳴門橋を渡って徳島県に入るルート。
2つ目は岡山県倉敷市から瀬戸大橋を渡って、香川県に入るルート。
そして3つ目は、広島県尾道市から、瀬戸内海に浮かぶ島々をいくつもの橋でつないだ『しまなみ海道』を通って、愛媛県に入るルート・・・
3月23日(日)…
ワタクシはこの、本州から四国へ渡る3つ目のルート、広島県尾道市『しまなみ海道』の途中にある、生口島(いくちじま)を訪ねておりました…
生口島…つっても、関西の人に馴染みは薄いと思いますが、そこは各自、地図をご参照くだされ!
(;^皿^)/
まぁ、因島のひとつ南側の島です…
春の日差しが安定するようになってきたこの日、生口島の市街地・瀬戸田にある、こちらを訪ねてみました!

こちらは耕三寺。
このお寺さんは、元大阪の実業家・耕三寺耕三が、亡き慈母の菩提追悼のために建立したもので、浄土真宗派のお寺になります。
極彩色を取り入れた立派な山門

そしてこちらのお寺で、我々の目を引く建造物が、こちら!

その名を『孝養門』と申します。
はい…、ひと目見れば、何を模して建造されたものかは一目瞭然…
日光東照宮の『陽明門』、そのままであります!
(; ̄∀ ̄)

本物の日光陽明門を、原寸で復元したというこだわりの建造物だそうで、昭和28年、当時の文部省に一組だけ保管されていた日光陽明門の実測図面を、同省の了解を得て入手し、昭和29年に着工…、とあります。

彫物のテーマは仏教様式でまとめられ、大正、昭和を代表する彫師による作品で飾られています。

その彫師とは、果たして誰ぞや…?

ここ生口島は誠に風光明媚な場所で、穏やかな海を見ながら島を一周できるサイクリングコースが整備されております。
この日はお天気に恵まれましてね~、マウンテンバイクにまたがり、海沿いを颯爽と走る人たちを、わんさか見かけました…
(o^∀^o)
さてさて、午後にはこちら生口島を後にしまして、『しまなみ海道』を再び本州へと戻ります。
尾道市から西へ少し行くと、三原市に入ります。
で、こちらでのお目当ては…?

春の名物、『能地・春祭り』でございます!
太鼓台ですが、この地域では、この形の出し物を『だんじり』と呼びます。
特に精巧な彫物などが細工されている訳ではない、比較的簡素な造りの太鼓台なのですが・・・

すごい祭なんですわ…
(; ̄∀ ̄)
一丁目~四丁目までの各地区が所有する4台の太鼓台。
こちら常盤神社の拝殿前で…
2台が向き合い、担い棒を組み合わせます。

尼崎のだんじりの『山合わせ』を思わせる、太鼓台同士の取っ組み合い…
担ぎ手は必死に太鼓台を押し上げます!
欄干がズレてるのが分かるかな?…

こちらは一丁目と四丁目の組み合いから。
2台の取っ組み合いはこんな高さまで…
まさに極限状態・・・

そして…、限界点まで立ち上がったお互いの太鼓台は、この後・・・
鳥居の側へ、倒す…!
\(☆o☆)/

えぇぇぇーーーっ!??
この取っ組み合い、相手の担い棒を折った方が勝ちとされる荒々しいもので、参加者は太鼓台を右に左にねじり、また押し上げ、掛け声を合わせながら、嬉々とした表情で太鼓台を操ります。
一触即発、一種異様な空気が支配する中にも、どこか楽しそうな、そこはやはり、あくまでも『祭』という空気の中・・・

やがて、バキッ…という鈍い音がして、どちらかの担い棒が折れた事が分かると、勝敗が決します。
責任者による笛が鳴り、2台は分かれます。
勝った方も、負けた方も、そこは恨みっこナシ!
負けた方の太鼓台も、その後は普通に担がれ、伊勢音頭とともに拝殿前を練り廻します…。
遠く広島の地で出会った、血気盛んなのにどこか微笑ましい、なんとも魅力的な祭・・・
ちょっと遠いですが、また来年も行きたいなぁ~
(*^_^)♪
ちょっと春の日差しを満喫しながら、海風に身を任せた遠出でございました…
さ~てさて、次回のブログはどんな話題が飛び出しますやら…
こちらのブログはまだまだ整備中なので、もうちょい試行錯誤を重ねます。
だんじりに例えるなら、『試験曳き』のちょっと前!
今後とも、長い目でお付き合い下さい。
では今回はここまで~!
m(_ _)m
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