茶屋のだんぢり漫遊録

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今日のだん馬鹿と9月15日(祝)、和泉市松尾地区 内田町 新調地車入魂式

まいどぉ~、だん馬鹿でおます・・・・。今朝はずいぶん冷え込みましたねぇ~、あちらこちらから雪の便りも聞こえ始めましたねぇ~。皆さん、風邪などひかないように気を付けてくださいねぇ~!

ところで、本サイト『だんじり』、オープニングキャンペーン第二弾「岸和田祭りカレンダー」にたくさんの応募をいただきありがとうございました。当選された方々、おめでとうさんです!。カレンダーがお手元に届くまで、しばらくお待ちくださいね・・・・。また、はずれた方もこれに懲りず、又の機会に応募してやってくださいまし・・・・。

さて今日は、何を書こうかと思案しながらこのブログを書き始めたのですが、書かなくてはならないことがたくさんあって、困っちまう・・・・。と言うことで、何を書こうかと、サイコロを転がして決める訳にもいかないので、今週中にアップする予定の『各町の地車』和泉市松尾地区の中から、今年新調された「内田町」の新調地車入魂式の詳細を書かせてもらいまひょ・・・・。ほんまやったら、もっと前に書いとかなあかんねんけどね・・・・。内田町の皆さん、ゴメンなさい・・・・(笑)。

9月15日(祝)、和泉市松尾地区 内田町 入魂式・御披露目曳行
9月15日の祝日、前日までの「岸和田だんじり祭」の熱気も冷めやらぬ中、岸和田市筋海町の地車製作《隆匠》の前は、内田町と染め抜かれたハッピを着込んだ男たちと、いち早く新調地車を見ようと駆けつけた地車ファンとでごった返していました。夜も明けきらない午前3時すぎ、シャッターが開けらるやいなや、大きな完成が沸き上がりました。内田町待望の新調地車の誕生です。

地車製作《隆匠》田中隆治 棟梁にとっては、昨年の堺市津久野中組に続く、二台目の新調。昨年の中組が「入母屋」の大屋根なら、こちらは「切り妻」で細工。昨年、今年と同じ工務店の違ったタイプの地車の誕生とあって、地車ファンも興味深々。また、小屋根下「枡合」は、最近の新調地車ではあまり見られなくなった「二重見送り」形式で細工され、田中 棟梁の創意工夫が見受けられました。

内田 入魂1

彫刻は、《木彫 岸田》岸田恭司 師の作。特に、正面土呂幕『一の谷合戦 梶原源太景季、箙の梅』の前の「犬勾欄」には、景季の救難に駆けつける、馬上の梶原平三景時の姿が彫られ、土呂幕と対をなし「犬勾欄」に馬乗りを施したのは、本邦初!

さて、《隆匠》から回送車にて一路、内田町民の待つ、町内の式典会場へ・・・・。会場で安全曳行を祈願し、入魂式がおこなわれた後は、いよいよ御披露目曳行。先代地車より一回りも二回りも大きくなったにもかかわらず、豪快なやりまわしを決めてくれました。

内田 入魂2

町の宝、町の象徴として、末永く曳行されることを祈念しつつ、内田の町を後にしました・・・・。

入魂式映像を見る

追伸、
内田町の先代(現 和歌山県橋本市御幸辻)地車は、去る10月13日に《隆匠》に搬入され、大修理がおこなわれています。来年には装いも新たに、入魂式・御披露目がおこなわれることでしょう・・・・。
信濃屋お半だんじり通信
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