新年度スタート!・・・ブログもさらに充実しますよ~!

早いもので、もう4月ですね~!
各地の桜が満開に向けて、順調に花を増やしております!

てか、今週末には各地の桜は満開を迎えるようです。

思えば1年の4分の1が終わってしまいました。
『1年は365日ある』と思うから長く感じますけど、『1年は52週間しかない』と思うと、なんか短い気ィしません?
そう、現代人は『一週間単位』で生活してるんですよ。
平日働いて週末にお休み、そのサイクルを52回繰り返したら、1年過ぎちゃうんです・・・

だから早い。
この『一週間単位』を、どうにか『一日単位』で生活できたら…
一日一日を、いかに無駄にせず過ごすか・・・
我々現代人にとって、一番難しい問題なのかもしれませんね・・・

さて本題!
前回のブログでもお話した通り、今まで週1回のペースで更新してきた当ブログが、今月から週2回のペースで更新してゆきます。
それだけ豊富な話題性と、幅広いジャンルで、だんじりを多方面から捉えた内容になると思います。
とゆー訳で、新年度1発目からいきなり『シリーズ・神社仏閣』をお送りします!
ええ⁉︎…いきなり?・・・
昨年6月に、記念すべきシリーズ第1回目にお送りしたのは、富山県は井波にある『瑞泉寺』でした。

だんじり彫刻にも深い繋がりのある『井波彫刻』の原点を、とくと見て頂いたと思います。

なんか第1回目が壮大すぎて、その後が続かなかった感がありますが、もっと神社仏閣の彫物っていうのは身近なモンなんでね、それをちょっとご紹介して行こうかなぁと・・・
まずこちら!

守口市にある、『大枝神社』です。
だんじりは、毎年の祭礼をはじめ5月に行われる『守口市だんじり祭』にも登場するこちらですが・・・

この神社の拝殿に施されている彫物はこちら。

彫師は特定できないんですが、この拝殿は昭和2年に改築されたものらしく、その当時活躍していた彫師?・・・によるもの。

こちらは八尾市にある『八尾神社』。

だんじりはありませんが、太鼓台があります。
非常に奥まった場所にあり、周辺の道は大変狭いです。
こちらの拝殿にある『龍』

目が少し残念な感じですが、龍そのものは悪くない。
これも彫師は特定できず。
木鼻はこんな感じ。

顔つきとしては良いんじゃないですか?
場所が大きく変わりますが、こちらは奈良県天理市にある、『三島神社』。

こちらには社殿型の太鼓台があります。
こちらの拝殿に歩み寄って行くと?・・・

これはすぐ分かりましたね!
まごう事なき『小松』の作品。

小松の手がけた数あるだんじりの、車板や虹梁に見られる『龍』と同じ雰囲気を漂わす作品です。
こんな風に、ごく身近にある神社仏閣に、こうした見応えある作品が数多く残されています。
特に江戸時代から明治にかけて活躍した『相野』『小松』『彫清』といった一門は、元は『仏師』から派生し『宮彫師』として活躍していたので、だんじりは元よりこうした神社仏閣にこそ、多くの作品を残している側面があります。
ワタクシなんぞはあくまでも『だんじり』が好きで見てますが、こうしてたまに神社仏閣の作品に触れると、違った世界に触れている感じがして、気持ちが新たになるんですわ・・・

次回、もうちょい踏み込んで神社仏閣の彫物を見ていきましょう!
今回は、ひとまずここまでね~!
<<前の記事 | 次の記事>> |