最近、神戸の住吉が色々ある・・・②
では早速、前回の続きから参りましょう!
3月15日(日)に行われた、吉田區だんじりの大改修に伴う入魂式の話題。

前回は、吉田區のだんじりの沿革から、2年越しの大改修の足跡を振り返ってみました。
さぁ!
そうして完成を見た吉田區のだんじり、3月15日(日)の、入魂式当日の模様をお送りしましょう!
午前中、神社にて入魂式が行われた後、いよいよだんじりが小屋から曳き出され、拝殿前にお出まし。

拝殿を背に、記念撮影です。

全体の姿見はこんな感じ。

だんじり大改修に際して吉田區では、寸法が大きくなっても元々の雰囲気を崩さぬよう配慮がなされ、こうして完成した姿を見るにつけ、そのこだわりは生かされたと言えるでしょう。

さらに葺地の側面(平の面)にも珍しい細工が施されてあるのですが、この写真ではちょっと分かりづらいかな?・・・
記念撮影の後、だんじりは神社を出発し、まずは吉田區の会館を目指します。

住吉地区は、地区内7台のだんじり小屋がすべて神社の境内にあるため、まずは神社を出発して、地元の地区へ凱旋するのです。

ここでだんじりを据え置き、記念式典と祝賀会が執り行われました。
午後になり、だんじり曳行を再開。
これより地元の地区内をお披露目して廻ります。

吉田區は、JR神戸線の住吉駅をすっぽり囲む住吉の中心地と、閑静な住宅地の両方を合わせ持つ地区。

途中、お天気の変化に対応して早めに神社へ戻り、拝殿前では答礼、そして名物の練り廻しが行われました。

吉田區の皆さん、このたびは2年越しの大改修完成、及び入魂式、おめでとうございます。

さて、このように最近、神戸ネタが続いておりやす…
実は今年に限らず数年前から、こちら神戸市東灘区の『住吉地区』は、何かとだんじりの話題が豊富です。
平成24年の、呉田區のだんじり新調完成を皮切りに、翌25年には山田區のだんじりが大改修。


入れ替わるように吉田區もだんじりの大改修に踏み切り、この3月に入魂式を行ったのは今回ご紹介したとおり。
また住之江區はだんじり新調を決定し、それに先駆け現だんじりの補修を行い1月に搬入済み。
また3月1日には新調だんじりの原木祭も行われました。

さらに3月29日(日)には住吉学園が音頭を取り住吉・庄内両地区の田中・魚崎も参加し、『震災復興20年』を記念して『絆』と銘打っただんじり曳行を開催。

お天気の影響で不参加のだんじりもありましたが、結果的には9台のだんじりが参加し大変賑わいました。
また4月4日(土)には庄内地区の岡本區が大改修完成に伴う入魂式が行われたのも、このブログでお伝えしました。

そして!
今年の祭礼まで秒読み段階に入った神戸市東灘区、『住吉地区』では、まだもう1回、祝賀行事が行われます。
それは、西區のだんじり新調完成に伴う入魂式!
明日4月19日(日)の午前9時から、本住吉神社にて行われます。
なお式典中は関係者の方のみ立ち入れる場所などもあり、一般として見学される方は、マナーある見学をお願い致します。
曳行は午前10時45分に神社を出発して西區の会館北側にある公園へ。
午後1時よりあらためてお披露目曳行を行う予定です。
祭礼本番を前に、神戸の雰囲気を味わうと同時に、完成した新調だんじりを鑑賞されてはいかがですか?
では今回はここまで。
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