本住吉の宮本・西區、だんじり新調…①
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さて、こちらのブログでしばらく続いて参りました『神戸ネタ』ですが、今回一旦ラストを飾ります!
さぁそのトリを飾るのは、神戸市東灘区・本住吉神社宮本・西區の新調だんじり入魂式、及びお披露目曳行の話題です!

まずは、西區の先代だんじりから振り返ってみたいのですが・・・
つい今月に入るまで、まだ西區のだんじり小屋に納められていた先代だんじりは、明治中期に製作されたと見られるだんじりで、神戸市内でも屈指の大型だんじりでした。

本住吉神社の祭礼では、すべてのだんじりが必ず通らねばならない阪神電車の住吉駅前のガードをくぐる際は、なんと大屋根の獅噛みの上半分を切り取ってくぐるという有り様で、我々だんじり愛好家にとって、何とも勿体無い印象を受けたものです。


それでも、先代だんじりの持っていた威風堂々たる雰囲気は独特のもので、本住吉神社の宮本としてふさわしい風格を持っただんじりでした。

今回新調されただんじりは、岸和田の《植山工務店》にて製作され、彫師は《木彫 近藤》近藤晃 師。
寸法的には、先代よりも少し抑えめに設計され、ひと回り小振りにまとめられた感じです。
とは言え・・・そこは大型だんじりの揃う本住吉神社の宮本を名乗るだんじり。
決して見劣りするものではありません。
大型ゆえに、工務店から完全完成した姿で搬入することは出来ず、大屋根と本体は別々に搬入され、4月5日(日)に、本住吉神社境内の西側にある、だんじり製作用の小屋にて、大屋根を載せる作業が行われました。

まず前日の4月4日(土)…
大屋根と獅噛みが搬入されました。

この日は当ブログでもお届けしたように、岡本のだんじりの入魂式でした。
その合間に、ちょっくら本住吉神社にお邪魔して、搬入された大屋根を拝見。
そして翌日・・・

だんじり本体も搬入され、いよいよ大屋根が、だんじり本体に載せられます。


ガッチリ組み込まれ、晴れて完成した姿を我々の前に披露した西區の新調だんじり。

この日を待ちわびた地元の人達の歓喜に包まれ、また2週間後に控えた入魂式ならびにお披露目曳行に向けての、準備へと入ったのでした。

そうして迎えた4月19日(日)!
入魂式当日です。

今年の4月はホンマに雨が多くてですねー、この日も早朝から雨模様。
しかし、入魂式の始まる午前9時頃には、ほどほど雨も上がりかけて、心配していた程ではなくなりました。
晴れて入魂式を済ませただんじりは、拝殿前で記念撮影。

そしてこれより、お披露目曳行に出発するのです!

が・・・!
ちょうど時間となりました。
続きは次回のお楽しみ!
次回は お披露目曳行の模様に加えて、彫物なども少しお見せしますので、お楽しみに!
では今回はこれにて~!
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