茶屋のだんぢり漫遊録

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吹田まつりの日には見れない吹田のだんじり




前回、お話しようと思っていたネタなんですが、直前情報やら告知やらで長くなってしまい、今回に持ち越しせていた分です。




5月4日(月祝)


吹田市金田町(かねでんちょう)のだんじりが、高濱神社の春祭礼として曳き出されましたので、その模様をお送りします。





吹田市といえば・・・



そう、毎年7月の最終か8月の頭ぐらいの日曜日に行われる『吹田まつり』に於いて、市内7台のだんじりの内、6台までが集結してパレードに参加しますが・・・




ここ金田町のだんじりは、7月の『吹田まつり』には参加せず、この5月の神社祭礼にて曳行されるのですが・・・




それも毎年ではなく、2年に1回となっているのです。



つまり今年は2年ぶりに金田町のだんじりが見られるという事だったのですが、5月4日と言えば、神戸市東灘区で『だんじり祭』がピークの日であります。


ワタクシどもがなかなか取材に赴けないという事もあり、この度、日頃からお世話になっているT様から貴重なお写真を頂戴しました。



これをもとに、今回のブログをお届けしてまいります~!




まず、ここ金田町のだんじりは、嘉永7年(1854年)に、大工・並河長兵衛の手により製作された、2台のだんじりの内の1台で・・・



同じく嘉永7年に並河長兵衛により製作されたもう1台のだんじりは、同じ吹田市は泉殿宮にある川面町(かわづらちょう)のだんじりがそれです。




同じ年に同じ大工により製作されたこの2台のだんじりだけに、姿形が非常によく似通っています。




彫師は、金田町に関しては《相野》一門となっており、川面町に関しては確証こそありませんが、ひとまず《相野》一門との推察がなされています。



いずれにせよ、非常に年代物である上に、同年に同じ大工により製作された貴重なだんじりである事に間違いはないでしょう。







さて、書き進めていく間にも金田町のだんじりの彫物などを見ていただいてますが、特にこの正面車板『獅子の子落とし』など、思わず見惚れてしまう作品ですね。





この日、朝からパラパラと小雨の降りしきる中でしたが、だんじりは午前9時半頃から町内を曳行




ここ吹田市・金田町は、高濱神社の氏地ではありますが、JR東海道線よりもさらに西に遠く、高濱神社の祭礼日に曳行とあっても、神社まで行く事はありません。

宵宮である5月4日だけ、曳き廻されます。




山田川沿いに町内を周り、子供たちを中心に、ゆっくりと練り歩きます。






ここ金田町のだんじりは5月だけの出番でしたが、また夏の『吹田まつり』には、これまた年代物揃いのだんじりが6台集まります


梅雨明けして暑い時期ではありますが、まだご覧になられてない方は、ぜひ一度、足を運んでみてはいかがですか?





今回、貴重なお写真をご提供頂きましたTさま、ありがとうございました。




では今回は、ここまで。

信濃屋お半悠遊!だんじり録
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