年越しとんでも道中記《後編》

2015年の大晦日のお話をしております。
前回、兵庫県の高砂市で大晦日に太鼓台を担いでいるという情報をもとに、夜の9時ぐらいから高砂まで見に行ったワタクシでしたが・・・

なんと今年は出ない事を知り、無念の思いを噛みしめつつ、人っ子ひとり歩いていない高砂の町を後にしたワタクシ。
年が明けるまでに向かった先は・・・
尼崎市の『貴布祢神社』。

ものすごいアウェーな場所から、ものすごいお馴染みな場所へと、一気に戻って参りました。
昨年もカウントダウンでお邪魔した『貴布祢神社』ですが、今年は高砂で見れなかった傷心を癒してもらうべく、ここへ来てしまいました。

ご存知、勇壮なだんじりの『山合わせ』で有名な尼崎市の『貴布祢神社』は、境内に5台分の小屋があります。

毎年大晦日の夜から元日へと変わる時間帯は初詣客で賑わう事から、そのお出迎えと雰囲気を盛り上げるために、境内に小屋のあるだんじりが一役買っています。

ワタクシが到着した頃には、拝殿へ向かう初詣の列は、山門を出て国道の方まで伸びていました。

程なくして、年越しのカウントダウン。
午前零時。
新しい年が幕を開けました!
その瞬間、境内に据え置かれている北出と西町のだんじりが、手打ちから鳴物を開始。

辺りは時ならぬだんじりの鳴物に心が弾みます。
境内の奥にある新三和のだんじりでは豚汁が振る舞われていて、初詣客の体を温めています。

こちらは西町が境内で鳴物をしている間、小屋の留守を預かっている西櫻木のだんじり。

御園のだんじりも、小屋の中ではありますが鳴物。

ロープが施されていない各町のだんじりの担い棒。

激戦の跡がクッキリです。
ワタクシも列の後ろに並び、昨年に引き続き今年もここ、貴布祢神社にて初詣させていただきました。

お詣りの後は御神酒とぜんざいが振る舞われていました。
こういったご奉仕も、だんじりの各団体で行なっておられる様です。

で・・・
今年もおみくじを引かせて頂くと・・・
なんとなんと!
あろう事か昨年と全く同じ番号を引き、全く同じ内容が書かれたおみくじを頂戴しました!
こんな事・・・ある?
なんか、神様から
『今年も同じお告げを授けたるから、去年達成でけへんかったことを、今年もういっぺんチャレンジしてみなはれ!』
って言われた感じ。
つまり、今年もう一回やり直すチャンスを頂いたという事なのですな!

とゆー訳で、今年は昨年出来なかった事に、もう一度トライしてみようと思います。

また一年頑張りますので、今年も当ブログならびに当サイトを宜しくお願い申し上げます。
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