平成21年1月3日、今年は西脇組が「しめ縄奉納」・・・・
毎度っす! だん馬鹿です。
年末年始、皆さんいかがお過ごしでしたか? あちらこちらの町で地車庫を開け、「新年カウントダウン」や「新春小屋開き」、はたまた「新春地車曳行」をおこなったところもあるようで、本サイトをご覧の方の中にも見に行かれた方もおられるのでは・・・・?
昨年末にあちらこちらから、「○○町はカウントダウンで餅を撒くとか」、「××町は曳くみたいや」とか、情報はいろいろと入ってきていたのですが、町や青年団などの独自の行事でもあり、また地車の曳行ともなれば、この時期に警察からの許可も下りるはずもなく、当然「盗人曳き」になるわけですから、事前に警察からマークされることも考えられるので、年末年始の地車行事として、本サイト内では一切公表させていただきませんでした。悪しからず、御了承下さい・・・・。
さて、昨日1月3日は、平野の正月の風物詩、「しめ縄上げ」がおこなわれました。見に行かれた方も多いのでは・・・・?
私、だん馬鹿も途中からではありますが、見に行ってきました・・・・。

午前8時、当番町の「西脇組」の地車が小屋をスタート。西脇町内を曳行後、いったん休憩。9時半過ぎに、一路、杭全神社の大鳥居を目ざし曳行再開。
私、だん馬鹿は、大鳥居の前で、友人達と新年の挨拶を交わしながら、今か今かと地車の到着を待っていました。

10時を少しまわった頃、青竹を×に組み、しめ縄を渦巻き状にくくり付けた地車が到着。しばし、国道も通行止めにし(もちろん警察官指揮のもと)、地車は前後を繰り返し、後部を持ち上げ回転する「マイマイ」も披露。その後、大鳥居を全速でくぐり抜け、出店の立ち並ぶ参道を威勢よいかけ声とともに曳行。境内の山門前に地車を止め、しめ縄を取り外す(この時、後部に付けられていたしめ縄を前部へ)。外されたしめ縄は、若衆の手で拝殿に納められ、無事奉納。

11時すぎには、次の目的地、三十歩神社(赤留比賣命神社)へ向け出発。杭全神社から国道を渡り、商店街のアーケードを抜け、三十歩神社へ到着。杭全神社同様にしめ縄が奉納されました。
私、だん馬鹿は所用のため、ここで帰路に就きました。
私が初めてこの「しめ縄上げ」を見に行ったのが十数年前。今ほど、見に来ている人も多くはなかったように思います。
私が見に行ったきっかけは、地車の屋根の上から大鳥居のしめ縄を掛け替えている、本に載っていた一枚の写真でした。
このサイトの写真がきっかけで、来年のしめ縄上げに行ってみようと思われた方が一人でもおられればいいのになと思う、今日のだん馬鹿でした。
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