パレード本番は見れなかった…でも胸に残る満足感とは?《前編》

熊本県をはじめ、九州全域を襲った大地震について、心よりのお見舞いを申し上げます。
犠牲になられた方のご冥福をお祈りするとともに、今なお続く余震に心を落ち着かせる事も出来ず、ライフラインの復旧を待ち続ける被災地の皆さんに、遠くからではありますが励ましのエールをお送りさせて頂きます。
さて今回のブログですが・・・
やや更新が滞り気味でありますので、今週はそれを通常に戻すべく更新して参りますよ。
昨日4月17日(日)は、岸和田市の八木地区にある『久米田池』が、世界かんがい遺産に登録された事をお祝いする記念曳行が行われ、多くの見物客で賑わいました。

それとは別に・・・
奈良県は橿原市にある『橿原神宮』でも、橿原市の主催による『神武祭』が執り行われ、市内の十市町、今井町から9台のだんじりが参加しました。

今年の『神武祭』は、神武天皇2600年と橿原市制60周年とが重なり、4月11日(月)~17日(日)まで、7日間にわたり開催されていました。

17日(日)は午後から、この『神武祭』のクライマックスである『参道パレード』に、9台のだんじりが参加する事になっていたのですが・・・
ワタクシはこの日の午前中はモチロン!・・・久米田池の祝賀曳行の撮影のため岸和田市の八木地区を訪れておりまして、それが終了したのち一旦帰宅。

ちょいと所用をこなして身支度を整え、それから橿原神宮へと向かったのは午後2時頃で・・・
現地に到着した時にはすでに、『参道パレード』におけるだんじりの出番は終了しており、ワタクシが追いついたのはだんじりを搬出するための待機場所でございました。

そう、実際にパレードでだんじりが曳行されている様子は拝めなかったのでありますが・・・
アタシゃ、な~んも残念がっとらんよ!
むしろ、すごい満足感を得ているんであります。
それは何故か?
実はですね~!・・・
この『参道パレード』の前日、16日(土)に、今回参加する9台のだんじりが、橿原神宮へと搬入されて来る様子を、丸一日かけて拝見しておったのです!

この日ワタクシが現地に到着したのは午前10時過ぎ。
すでに3台ほどのだんじりは到着済みで、橿原神宮の北鳥居の前の広場に据え置かれていました。

1台だけ、おそらく一番最初に到着しただんじりには残念ながらシートがかけられていましたが、それでも、まだ飾り付けを施されていないだんじりを拝める幸せ。
搬入作業の邪魔にならないよう、吊り荷の下には入らないよう、注意をしながらではありますが、めったに見れない十市町、および今井町のだんじりを拝見させて頂くのは、実は長年の念願だったのであります!

ではなぜ、この十市町、今井町のだんじりを拝見する事が念願だったのか?
過去に『だん馬鹿さん』も当ブログに記述してますが、ここ十市町、今井町、合わせて9台のだんじりは、いずれも一見の価値のある、我々『だんじり好き』が一度は見ておきたいだんじりが揃っておるのです。

だん馬鹿さんは、そんな十市町を指して『上地車の聖地』と表現していました。
その真意は、橿原神宮の北鳥居前に、時間を置いては次々と運び込まれて来るだんじりを見れば一目瞭然でした。

さて、その真意とは何か?
長くなるのです次回に譲ります。
明後日、水曜日の更新ですよ~!
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