茶屋のだんぢり漫遊録

目次

ジョン・ウー監督の最新作映画・・・

 


連日にわたり『夏日』が続いていて、ヘタすると『真夏日』に届きそうな日もある今年の5月です。

これから本当の夏に向けての登り坂を、各地の『だんじり行事』はノンストップで登って行きそうな気配です。



この日もそんな『夏日』であった5月15日(日)・・・




大阪市は城東区にて、『城東地車聯合』の春まつりでした。





これについては、以前にも触れたこと、あるかなー?

特に『祭礼』という訳ではないのですが、一年を通して『だんじり行事』の多い城東地車聯合の、一年の『事始め』的な意味合いで行われているイベントです。




城東区内から中浜と聖賢若宮を除く9台のだんじりが、午後3時に『阪神容器』前の十字路に集結しました。




本年度の年番長の発声にて、一斉『大阪手打ち』






夕刻までの短い時間ではありましたが、夏を先取りしたかのような『大阪だんじり囃子』の雰囲気に、集まった大勢の観衆も堪能されていたよう。





ところで話は変わりますが皆さん・・・


映画監督『ジョン・ウー』氏をご存知ですか?

中国の広州出身で、現年齢70歳。

香港の映画界で活躍し、若手時代のジャッキー・チェンの映画にも携わりました。

有名な作品としては・・・

1986年に『男たちの挽歌』
1989年に『ワイルドヒーローズ』
2000年に『ミッション・インポッシブル2』

を手がけています。


ワタクシ的には、2008年に『三国志』を扱った『レッドクリフ』を見て、その映像世界に魅了されたのを覚えています。

壮大なアクションシーンに定評のある監督さんなのですが・・・




『おう、だからそのジョン・ウー監督がどないしたんや?』


とお思いの方もありましょう。


実は・・・!


そんなジョン・ウー監督の最新作が、この夏、大阪でも撮影されるのですが・・・


そこに、ここ『城東地車聯合』全面協力のもと、鴫野南之町のだんじりが映画に登場するらしいのです!





その映画はというと?・・・



かつて1976年に故・高倉健さんが演じて大ヒットした『君よ憤怒の河を渡れ』の再映画化で、中国でのタイトルは『追捕 MANHUNT』。

日本でのタイトル、配給会社、上映時期などは未定とのこと。

で、中国の映画スター、チャン・ハンユーとダブルキャストとなる日本の俳優は、なんと福山雅治さんだそうです。


ある程度のストーリーも聞きましたが、それを含めて、この映画とだんじりとがどういう接点で登場するかは・・・

まだ申し上げずに置いときましょう!




この夏、城東区そして鴫野のだんじりをご覧になれば、もしかしたら映画の撮影中に出くわす・・・かも知れません。

その際は、くれぐれも撮影の邪魔にならぬよう、周辺スタッフの指示には従って見学されることをお願いしておきます。





実はこの『春まつり』の日、上海から制作スタッフが城東へと乗り込み鴫野南之町のだんじりを使っての場面のイメージを作りに来ていました。



実際に俳優さんがだんじりの屋根に乗り、どのようなアクションをするのか、その感覚を掴む作業もしておられましたが、まぁそれを写真でご紹介は出来ないので、ご了承願います。



まだ詳しいことは未定の部分の多い映画ですので、またタイトルや上映時期が分かりましたら、お知らせ致します。


ひょっとして、この情報をリークしてるだんじり関連のサイトは、当ブログだけ?

だとしたら、スクープですね~!




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では今回はここまで~!


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