茶屋のだんぢり漫遊録

目次

北三まつり・・・とは何だ?




更新が遅れ気味でゴメンなさいね~!

どっかで追いつかすから待ってて!



まぁしかしそれにしても暑いですなぁ。
まだ6月やというのに、梅雨の晴れ間は真夏日ですか!

こりゃ~梅雨明け後は本当に覚悟を決めにゃならんのかも知れませんなぁ・・・




さてそんな今回ご紹介しようと思うのは、6月11日(土)守口市・八雲にて行われました『北三まつり』でございます。


なによ?・・・その『北三まつり』て?



北島三郎?・・・

違う違う!


『弥次喜多道中』の喜多さん?・・・

いや~、それも違う!



まぁ答えを言いますと、八雲北三丁目の地域イベントってことで、『北三まつり』なのですわ。


地域のイベントということで、地元の方々が趣向を凝らした模擬店などがある中で、圧倒的な存在感を放つ存在なのが、こちら!



八雲八番のだんじり。

会場である第二公園にて展示されております。



イベント終了後に夕方から地域を曳行する事になっているのですが、それまで時間はタップリあるので、ちょっくらこのだんじりを鑑賞しようではありませんか。


平成24年に新調されただんじりで、大工は平野区の《大市》河合工務店、彫師は《彫陽》山本陽介、《井波彫刻》野原湛水の両師。




屋根廻りから鑑賞していきましょか。


獅噛みは野原湛水 師の作品。




正面車板の龍。



先代だんじりは現だんじり新調に伴い、東大阪市の川俣に売却。

このだんじりは、先代だんじりの雰囲気を残したシルエットの姿見になっています。


見送り三枚板の正面は、左右の隅障子までを1枚の図柄として、『本能寺の変』が彫り込まれています。




この脇障子の獅子などは、なかなか味わい深いのではないでしょうか?




こちらは小屋根の車板、『醍醐の花見』。




さて、イベント開催中は、お囃子と踊りで雰囲気を盛り上げていた八番のだんじりですが・・・



イベント終了後の夕刻6時半頃から、いよいよ町内を曳行に出ます。




曳行している間に日没を迎え、提灯にも灯が入り、祭り気分も盛り上がります。



守口市内でも夏祭と秋祭の両方を行う地域と秋祭だけの地域がありますが、ここ八雲地区は、一部で夏祭にもだんじりを曳き出す町もありますが、基本的に祭礼は秋祭だけ。


5月に『守口市だんじり祭り』というイベントも行われますが、地元の地域が賑わうイベントとなると、こういう形の方が望ましいかも知れません。




また来年も、行われるかなぁ~?




ちょっと『だんじり行事』が落ち着く6月の貴重な機会でもありますので、続けてもらえたらありがたいですね。



今回はここまで・・・



信濃屋お半悠遊!だんじり録
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