速報…という程でもないけど、入魂式リポートです

ここへ来て空気が少し入れ替わったのか、27日の土曜日から昨日にかけて、ちょいとばかり過ごしやすかったですね~!
気温も2~3度低いだけでこんなにも違うか~っていう感じですが、今週後半にはまた暑さが戻ってくるそうな・・・
そんな今回は簡単なリポートのみですが、昨日行われた和泉市・郷荘地区は桑原町の新調だんじり完成に伴う入魂式、およびお披露目曳行の模様をお届けしましょう。

大工《植山工務店》佐野和久 棟梁
彫師《木彫 高濱》高濱輝夫 師
初めて高濱師が責任者として請け負った、高濱師にっとての『出世地車』となります。

8月28日(日)・・・
新調だんじりは前日の土曜日に工務店から町内へと搬入されていたので、当日は新築されただんじり小屋からの出発。

ワタクシ自身は先に春木地区の戎町の入魂式にお邪魔していたので、こちらは別動隊による写真撮影。

午前5時45分!
桑原町の人々が待に待った新調だんじりが、桑原町の人達の手に曳かれ、まずは入魂式のために、郷荘神社へ向けて出発しました。

その道中で行われた遣り廻しは、これが新調だんじりの遣り廻しかと思うほどの勢いで、旧・ベストマート前交差点、さらにトライアル(旧・コジマ前)交差点を豪快に決めておりました。

さてそうしてやってきた郷荘神社。
時間にして午前6時のちょいと過ぎ。

昨年11月、先代だんじりの昇魂式のリポートでも触れましたが、難所と言える郷荘神社への宮入りの遣り廻しも見事に決め、境内へと曳き上げられた新調だんじりは、これより入魂式。

入魂式後は郷荘地区をお披露目で廻ります。
まずは神社のすぐ横、阪本町からお出迎えを受け、神社からの帰路につきます。

ワタクシ自身が戎町の取材から桑原町へと移行して来た時には、新調だんじりは町内にて足廻りの調整中で、それ以降の遣り廻しはナシになったのですが、各町へのお披露目曳行は継続されました。
桑原町の町内を南北に整備された新しい道路を、風の如く駆け抜ける新調だんじり。

道中、郷荘連合各町の『纏』が並んで先導し、祭礼当日にこんな場面を見たら、どこのだんじりが来たのか分からない状態になっているであります。

そんな連合各町の温かい出迎えを受けながら、郷荘地区の周回コースをぐるりと廻り、お披露目曳行は終了しました。

その後は整備中の道路の敷地を利用しての記念式典となり、展示されただんじりの周りには大勢のだんじりファンが取り囲み、完成した新調だんじりを見上げ、その細部にまで施された渾身の彫物をまじまじと覗き込んでいました。

この桑原町の新調だんじりに関しては、また機会をあらためて、じっくりと触れていきたいと思っております。
入魂式リポートとしては、ひとまずここまで。

桑原町の皆さん、この度は新調だんじり完成、並びに入魂式、誠におめでとうございます。
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