茶屋のだんぢり漫遊録

目次

次々と運ばれて来るだんじり、イベントの舞台裏

 


11月も終わりでございます。

もうぼちぼち『忘年会シーズン』なんですかね~?
一年を全力で頑張った人には、忘年会もまた格別なんでしょうけど、今年が中途半端だった・・・そこのアナタ・・・


果たして自分は今年、本当に頑張ったのか?・・・それを振り返るのも忘年会なのでありましょうな。




ブログの方は、11月の初旬に戻ります。

『だんじり in 大阪城』について、姉妹サイトの『だんじりeo SE』の方ではその歴史を振り返った内容を上げておりますが、こちらではまた違った切り口で綴ってみようかと思うのですが・・・





華々しいイベントの裏側には、常に地味な段取りや人目につかないプロセスが付き物です。

この『だんじり in 大阪城』の場合、特に30台ものだんじりを大阪城公園へと運び込む段取りというのが、またスゴイんであります。

いわゆる『搬入』ってヤツ。




これはイベント開催日は両日とも未明から行われ、帰り道は曳行にて帰路につく城東聯合の10台も、搬入の時にはトラックでの搬入となります。


初日から参加する城東聯合の10台と、プラス6台のだんじりは11月5日(土)の夜明け前から始まります。




写真は少し空が明るくなってきてから撮影しておりますが、この日の一番到着は生野区の岡のだんじりで、午前3時に到着しました。



明け方というより、まだ夜中ですな。

この日は翌日に比べたら近隣のだんじりが多く、使用される数台のトラックも、何度かピストン輸送を行います。

城東区からだんじりを運んで来るトラックなどは、2台同時に到着なんて事もあり、それを公園内に誘導してだんじりを下ろしている最中に、また次のトラックが到着・・・なんていう場面も見られます。




このトラックの警備誘導はしかるべき警備会社が行うのですが、到着しただんじりの誘導、待機場所の指示などは、『城東地車聯合』から選出された皆さんが当たられ、その人たちも、午前3時までには集合しているという事で、本当にこのイベントの運営、進行などを担当している関係者の方々のご苦労には頭の下がる思いです。




しかし!・・・今年の搬入におけるハイライトはその翌日、11月6日(日)の方でした。


特に今年の『だんじり in 大阪城』は、総勢31台ものだんじりが参加するとあって、またその参加町がバラエティに富んでいて、それが話題を呼んでいました。


堺市の津久野地区から宮山のだんじりが参加する。



それだけで人々の想像を掻き立てるものになります。


さらに『布施地車連合』からは横沼と岸田堂が毎年参加をしていますが、そこへ大蓮のだんじりを加えて、連合全体として大蓮のだんじりに参加するといいます。




そして何と言っても今年の目玉は、今年新調された『上地車』の中から、大東市の西諸福、御領、守口市の南寺方が参加するというものでした。




今年は和泉市の桑原町をはじめ、摂河泉各地区で8台ものだんじりが新調された年となりました。

その内の3台が早くも地元を離れ、こうしたイベントの場に揃うというのは、なかなか実現するものではありません。



まさに今年を象徴するような事ではありますまいか。




そんな、各方面に様々な話題を提供してきた今年の『だんじり in 大阪城』、その2日目の搬入も、11月6日(日)の未明から始まっていたのであります。



その様子といったら!・・・



おっと、ちょうどお時間となりました。

てゆーか、前置きだけでこないに長くなってしまいました。




とゆーわけで、続きは次回となります。

お楽しみに。


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