茶屋のだんぢり漫遊録

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今年もいろいろ!奈良・大立山まつり


1月25日(水)~29日(日)にかけて行われた
『奈良・大立山まつり』
の様子をご紹介しています。




前回のブログでは、このイベントに参加した東吉野村の『小川太鼓台』を鑑賞してみました。

《彫清》の代表作品と言われるぐらい、その見応えを誇る『小川太鼓台』から、大極殿を挟んで反対側に据え置かれているのが、東吉野村からやって来たもう1台の太鼓台。



不覚にも町名をチェックしていなかった!・・・


こちらは『小川太鼓台』よりも年代的にはさらに古い香りがします。
千鳥破風の屋根の上には、箱棟と一体となった龍がええ雰囲気。




そしてその南側には、橿原市の今井町からやって来た2台のだんじりがスタンバイ。



夕闇が迫って来まして、その出番を今か今かと待ち構えております。


そして、このイベントのもう一つのお楽しみといえばこちら!


今年も奈良県内各市町村から、その土地で取れる作物を使った
『あったかもんグランプリ』
が開催されてます。



鍋物を中心に、具だくさんな汁物や麺類などが用意され、訪れた人々を温めてくれるメニューがズラリ。

ワタクシはこちら!



桜井市の
『ひみこちゃんと野見宿禰の必笑ちゃんこ鍋』。
ネーミングが長い!

鶏団子が美味しくて、太鼓台やだんじりの出番までの時間を、暖かく過ごさせてもらいました。



さて陽が西に沈む頃、東吉野村の2台の太鼓台がいよいよ出番。



大極殿前の会場を、所狭しと練り歩き、時には勇壮に駆け巡りながら、大極殿の前へと揃い踏み。



祭本番さながらに、2台で練り合わせを行うさまは、なかなかの迫力でございました。




この日は平城宮跡から東に位置する、若草山にて、奈良のこの時期の風物詩である『山焼き』と重なっていて、山焼きが始まる前の花火が上がる時間帯は、こちらのイベントも小休止。

遠くに上がる『冬の花火』をしばし堪能した後、いよいよ若草山に火が放たれ、見る見る内に赤々と燃え上がる山肌を遠くに眺めながら、こちらもイベント再開です。

いよいよお出ましになるのは橿原市・今井町のだんじり



こちらのブログでも度々登場する今井町のだんじりは、それだけ様々なイベントに参加実績があるって事で、ワタクシから見ても、割と『お馴染み感』があります。

なので今回詳しくはご紹介しませんが・・・



当サイトの『地車紹介ページ』では、一応『今井町南』と『今井町西』という形でご紹介していますが、地元の方は『1号車・2号車』と呼んでいるのが印象的でしたね。




さて、翌日29日(日)には打って変わって、大和高田市から大和のだんじりが参加して、また違った形でイベントを盛り上げたのですが、今回長くなりましたので、それはまた、別の機会っちゅーことで、失礼しときます。




今回はここまで・・・


信濃屋お半悠遊!だんじり録
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