７月は台風とともに・・・
７月１日(土)は、開幕した『大阪夏祭』の炎を一気に燃え上がらせる、平野区・杭全神社夏祭の『試験曳き』でした。
毎年のことながら、夕方から９台のだんじりが一斉に繰り出し、夜の帳の降りた頃からは各地で合同曳行が行われる様はには魅きつけられます。
『試験曳き』ならではの光景でもあり（祭礼日でも一部で見れますが）、これを見ると、『あぁ、今年も夏祭が来たんやなぁ～』という思いを実感として受け止めます。
これまで試験曳きの日に合同曳行を行なっていなかった町も、昨年あたりから野堂東組は西脇組と、泥堂町は馬場町と、それぞれ合同曳行の機会を得て、これで９台のだんじりすべてが、試験曳きの日にどこかの町と合同曳行を行う様になりました。
平野以外の地域からも多くのだんじりファンが詰めかけ、『祭礼本番よりも見やすい』と評判の試験曳き、まだご覧になられた事のない方は、また来年、ぜひ足を運んでみては如何ですか？
さてその翌日の日曜日は、夏祭を行う地域ではこぞって準備作業や制動テスト、また試験曳きなどが行われ、迫り来る祭礼に向けてそれぞれの時間を過ごしました。
ちなみにワタクシは、個人的に繋がりのある平野区は加美北東へ。
夕刻からは東住吉区の育和が試験曳きを迎えましたが、ワタクシは都合がつかず断念。
さて今週に入りまして、各地の夏祭の動きは一旦静けさを取り戻すのですが、そのタイミングを洗うかの様に、台風が駆け抜けて行きました。
比較的コンパクトな台風は梅雨前線を刺激し、各地に猛烈な大雨をもたらしながら猛スピードで過ぎ去って行きました。
幸いにも、大阪府を中心にだんじりの現存する地域では、大きな被害は出なかった様です。
まだ梅雨明けはしてない上に南の海上では次の台風が近々発生しそうです。
どこかの祭礼本番にぶつかって来なければ良いのになぁ・・・て、まだ漠然とした心配を抱えています。
さて・・・毎年この時期と言いますと・・・
ブログ上では『夏祭みどころガイド』なるものを連載でお送りしていたと思うのですが・・・
実は今年、あまり具体的な情報をキャッチ出来てなくて、不完全もしくは未確認な情報が多いのです。
なので、ブログ上でお知らせ出来る情報に限りがありましてね・・・
ある程度自信を持ってお届け出来ない現状にあります。
例年通り変わらない箇所に於いては例年通りで良いのですが、『例年通り』とタカをくくっていて、実際は違っていた・・・なんて事があると良くないですからね。
祭礼当日は突発的に何が起こるか分からないので、その日になって偶発的に実現した顔合わせや、また諸事情により行われなかったパレードなどは致し方ないのですが、あらかじめ予定されている事をあまりキャッチ出来ていない現状は、ブロガーとしてちょっと憂慮すべきではないかと思っています。
よって、今年は例年ほど信頼性の高い、もしくは広範囲にわたる情報提供が出来ないかも知れません。
申し訳ないのですが、その点だけ、先にお知らせしておきます。
とは言え、今週末はまた夏祭が行われます。
城東区の諏訪が７日(金)～９日(日)まで、東住吉区の育和と守口市の大枝が８日・９日の土日、そして９日(日)には東大阪市は岸田堂の入魂式ならびにお披露目曳行、加えて15日・16日の土日に祭礼を迎える地域で試験曳きなどが行われます。
時間的な情報では、諏訪に関してはキャッチしています。
７日(金)は19時頃から神社を出発して22時頃まで曳行。いつも21時頃から神社前を放出駅の方向へ曳行しています。
８日・９日の土日は午前９時頃から曳行で、夜８時頃に宮前にてパフォーマンスが行なわれます。
９日(日)の宮前パフォーマンスでは『紙破り』が行われるのですが、その『紙破り』の前に上映されるスライドは、お恥ずかしながらワタクシが制作させて頂きました。
まぁ、そんなのも頭の片隅にでも置いて頂き、足を運んでみて下さい。
育和は８日(土)は午前９時半過ぎに出発して夜まで、翌９日(日)は午前９時～18時頃まで。
曳行コース地図が小屋前に掲示されてますので、ご参考に。
守口市の大枝は８日(土)は午前中から夕刻までの曳行、９日(日)も同じ様な時間帯かも知れませんが、詳細はキャッチしていません。
つまり、こういう感じなのです。
なので、ここでお知らせした情報と、実際との差異につきましては、責任を負いかねます。
岸田堂のだんじりは昨年末より《大下工務店》にて修復中で、９日(日)に入魂式ならびにお披露目曳行が行われますが、時間的な詳細は不明。
午前中に町内にて神事、および祝賀式典が行われ、午後からお披露目曳行という形のようです。
まぁザックリした情報ですが、よければご参考にされて下さい。
では今回はここまで・・・
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