茶屋のだんぢり漫遊録

目次

こんな不定期ブログですが今年もなにとぞ・・・

 


新年、明けましておめでとうございます。

2018年を迎え、当サイトユーザーの皆様におかれましては、気持ちを新たにされていることとお慶び申し上げます。



さて、昨年末はブログの更新が滞ったまま年をまたいでしまい、誠に申し訳ございません。

2017年のまとめ的な内容も書かずじまいで、2018年を迎えてしまいました。

その分、今年は心機一転で更新して参る所存でございます。



昨年末に書きたかった内容もあるのですが、ここはひとまず、今年の始まりの様子からお話して参りましょう。



12月31日(土)、大晦日の夜・・・



年末恒例の『NHK紅白歌合戦』も終わり、2018年の到来まであと10分と迫った頃、ワタクシは堺市の大鳥大社におりました。


昨年までの3年間、カウントダウンは兵庫県は尼崎市にある貴布祢神社にて迎えていたのですが、ブログ的にも毎年毎年同じ場所では変化がないので、今年はちょっと場所を変えてみるかと足を運んでみたのがここ、大鳥大社なのであります。




ユーザーの多くの皆さまご存知の通り、大鳥大社の大鳥居に向かって右側に、大鳥のだんじり小屋があります。



小屋の扉は閉められたままで、小屋の前にはロープが張られ、一般の人が入れないように仕切られてあります。

ワタクシも前には行かず、灯篭付近から遠巻きにその様子を眺めておりました。




今現在、新年のカウントダウンを行うだんじりは数多くあります。

特に多いのは、神社の中やすぐ隣にだんじり小屋のある町が、初詣客に対して新年の到来を盛り上げる意味で行うケースが多いようですが、他にも、町内のだんじり小屋でカウントダウンを行い、町内の方々にお神酒やぜんざいなどを振る舞うケースもあり、そのハッキリとした数の把握は不可能であります。




ワタクシ、ここ大鳥のカウントダウンには初めて足を運びましたが、5分前になってもだんじり小屋の扉が閉められたままなのを見て、ワタクシとしては、この後どんな場面が行なわれるのかだいたいの予測がつきます。


つまり新年の到来と同時に小屋の扉が開けられてだんじりがお目見えするんだろうな・・・と。


思った通りでございます。



2018年1月1日午前0時・・・



新年の幕開けと同時に鳴物が始まり、だんじり小屋の扉が開けられ、謹賀新年の垂れ幕を掲げた大鳥のだんじりが、その姿を現しました。



だんじりは小屋の前まで曳き出されるため、一般の人が入ってごった返すのを防ぐためにロープで仕切られていたのであります。

こういう機会にこそ聞かせてもらえるのが、鳳地区の名物『鳳太鼓』であります。




あとはお約束というか、屋根からタオルが撒かれまして、それを求めて群がる人々。

そして2018年の各祭礼団体の責任者の紹介などがあり、10分ほどでセレモニーは終了。




同じようなカウントダウンはお隣の野田やアーケード内の北王子でも行われているのですが・・・




近隣住民の方々にも配慮して、鳴物等はあまり長く出来ないのですね。

ワタクシが大鳥から移動してきた頃には野田のだんじりはもう提灯の灯を消してお片付けに入っていました。



北王子に至っては小屋の扉も閉められた後のよう。



見て回るには自転車が必要かと思ったのですが、大鳥大社へ向かう初詣客の波が凄まじく、そんな人混みの道をチャリンコで走るのは危険なので、おそらくこの短時間の中での3町ハシゴは不可能と思われます。



さて、一応カウントダウンを行なった各町の小屋を見て回ってから、せっかくやってきた大鳥大社へ初詣させて頂こうと境内に踏み込んだのですが・・・



さすがは『和泉國一之宮』とされる大鳥大社

初詣客の長蛇の列はなかなか前に進みません。


ようやくお詣りを済ませたものの、今度はお御籤の列が全く進まない。

5分待てど10分待てど、その場から1歩も進まなかったので、さすがにお御籤は断念しました。


帰り道、このままじゃ家に帰れんなと思ったワタクシは、馴染みの神社へ初詣のやり直し。

その『馴染みの神社』とは・・・



はい、『天満の天神さん』で知られる『大阪天満宮』です。


ええなぁ〜、ワテにとっては子供の頃から慣れ親しんだ、大阪全体の氏神さんですわ。
この『ホーム感』。

全然かしこまる事もなく、近所のおっちゃんにご挨拶に来たかの様な気持ちでお詣り出来まんな!




そうして悠々とお詣りを済ませ、満を持して引いたお御籤。


それは?・・・






『凶』・・・




こんな年明けって・・・




こんなブログですが、本年も宜しくお願い申し上げます。


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