まずは心を落ち着けて安全確保を！
６月18日午前７時58分、大阪府北部を震源とするマグニチュード6.１の地震が発生し、北摂地方を中心に最大震度６弱、大阪市内でも震度５弱、泉州、南河内が震度４という広範囲にわたり、激しい揺れに襲われました。ワタクシ信濃屋、先週１週間を別のお仕事の多忙によりブログをお休みしていた経緯もあり、書かねばならないネタを溜め込んでおりまして、さぁ今週はちょっと更新回数を増やさねばなぁ・・・と思っていた矢先のことでした。
前日には岸和田市で筋海町の入魂式が行われ、早朝からたくさんの見物客が沿道を埋め尽くしました。
そんな余韻もかき消すかのように、ちょうど世間では出勤時間の真っ最中に起こった地震に、関西の交通網は完全に麻痺してしまい、その混乱は丸一日続きました。
ワタクシ信濃屋はと言うと、無類の『朝ドラウォッチャー』でありますので、仕事の前にこれを見ないと１日が始まらないとばかりにテレビの前にスタンバイ。
朝ごはんでも用意しながら見ようかと思っていたその瞬間、緊急地震速報も鳴らない内から何か大きな物音がガタガタガタ！…と鳴ったかと思うと、地面から突き上げるような激しい揺れ。
その後で緊急地震速報がジャンラーンと鳴り響き、テレビの番組はその瞬間に緊迫した生放送に切り替わり、その日は朝ドラは見れなかった始末・・・
関西在住で、そこそこ年齢を重ねておられるユーザーの皆さんの中には、久々の揺れの大きさに『阪神淡路大震災』の記憶が甦った方もおありかも知れません。
幸いにして揺れは長くは続かず、小刻みな縦揺れの後にしばらく残った長い周期の横揺れは、『東日本大震災』の時の大阪の揺れを思い出すかのようでした。
いずれにせよ、大阪市内に居を構えるワタクシは身も心も住居も無事で、家具の転倒も物の散乱もなく、平穏を取り戻しました。
だからと言って、何事もなかったかのように仕事に戻れるわけでもなく、ひらすらテレビのニュースにかじりつく１日を過ごす事になるのでした。
ここまでは、地震発生時におけるワタクシ自身の身の上をお話してきましたが、ここからが本題。
まずは、今回の地震におきまして、亡くなられた方のご冥福をお祈りするとともに、被害に遭われた方々には心からのお見舞いを申し上げます。
幸いにして、町が壊滅するほどの大地震とは至らなかった事に、まずは胸をなでおろしています。
今も断水、ガスの供給が停止されている地域の皆様は、数日の不便な生活を余儀なくされようかと思いますが、ライフラインは徐々に復旧しておりますので、それまでどうか今しばらくご辛抱下さい。
だんじり的な事を申しますと、ワタクシが籍を置いている岸和田市の某町では、若頭の責任者がその日の午前中にはだんじり小屋を点検し、だんじり本体とコマの異常無しを連絡LINEにて報告してくれました。
こんな時にもだんじりを気遣って動いて下さる方がおられる事に感謝です。
おそらく、今回の地震で大きな被害を受けただんじりはないと看ています。
今のところ、今後予定されている夏祭関連のスケジュールに、中止や自粛といった情報は見られません。
さてブログ放置状態のワタクシも、まずは地震に関する事から書かせて頂き、然るべき後にまた通常のだんじりブログへと戻して行きますが、このタイミングでブログ再開に踏み切ったには、ワタクシなりの理由もあります。
実はワタクシ、18日の朝の地震が、『本震』であるのか、もしかしたら大きな本震の『前震』なのか、見極めてからブログの再開を決めようと思っていました。
2016年の４月に起こった『熊本地震』が、本震だと思っていた４月14日から28時間後にさらに大きな揺れに襲われ、甚大な被害となりました。
いわゆる『前震』の存在です。
東日本大震災でも、３月９日の午前中に『前震』が起きています。
今回の地震が『本震』」だったのか、それともこの先大きな揺れを控えた『前震』なのか、まだその正式な判断が出ていない現在、皆様におかれましてはまず心を落ち着け、いざと言う時のために備えを万全にしておいて下さい。
前震から本震までのタイムラグは地震によって差がありますが、活断層を震源とする今回の地震の場合、最初の揺れの発生から２〜３日は警戒する必要があり、まぁ１週間経てばひとまず安心と言われていますが、ワタクシは最大の警戒は48時間と考えており、本日、最初の地震発生から48時間を経過致しましたので、ひとまず警戒レベルをひとつ引き下げで、ブログ再開に踏み切りました。
確かにまだ危険が過ぎ去った訳ではなく、安心して良い時期ではありませんが、いつまでも様子を伺ったまま動かないのも良くないので、前を向いて歩き出すためにも、本日からブログを再開させて頂きます。
今回は写真少なくてゴメンナサイ。
このまま次の大きな揺れに襲われなければ、明日には次のブログを更新いたします。
まだまだ不安は尽きませんが、せめて前を向いて歩いて行きましょう。
ほら、夏はすぐそこまで迫ってますからね！
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