茶屋のだんぢり漫遊録

目次

ちょっと空いちゃいましたが・・・




ブログを再開致します!


eo光サービスがお送りする『関西だんじり秋祭礼』は、お楽しみ頂いておりますか?



こちらはひとまず週を空けずにミニコラムとショートムービーの更新が行われております。


さて、岸和田祭の試験曳きまで1週間を切りまして、ブログ再開はこんな時でもまたまた時代を遡るのですが・・・



6月3日(日)の話題をお届けしましょう。


今となっては遥か昔の様な気もしますが、この日は各地で様々な『だんじり行事』が行われておりました。

しかし、当ブログでは生野区の勝五の新調だんじりの話題だけお届けして、それ以外は放置してありましたね。




なので今回は長いこと置き去りにしていた話題を拾いに行きます。



駆け足で行きますよ〜!


6月3日(日)、堺市は深井地区深井中町と、厳密には高石市ですが堺市の鳳連合に名を連ねる富木のだんじりが、それぞれ修復完了に伴い入魂式、ならびにお披露目曳行が行われましたので、まぁ、ずいぶん昔の話やとかおっしゃらずに、そのリポートにお付き合い下さい。





リポートっていうか、ワタクシ的『道中記』でお送りしましょうかね。


この日の様にいくつかの入魂式が重なり合う日は、当社の撮影スタッフ同士でも連携を取り合い、それぞれがどう回れば効率よく映像と写真を押さえられるかの対策を練ります。

ワタクシも事前に下調べを行い、各町の曳行スケジュールと照らし合わせてどう立ち回るかを検討します。

結果、まずは一番早い時間から動き出す深井中町から撮影開始


とゆー訳で深井中町に到着したのが午前5時半でございます。

まずは出発前のだんじりのお姿を拝見。




ワタクシ自身は、入魂式の日にあんまりだんじり本体に張り付く事は致しませんで、ざっと眺めることが出来たらその場を離れる方でございます。


深井中町のだんじりは昭和63年の新調、翌・平成元年完成というだんじりで、大工は《植山工務店》植山義雄 棟梁。



彫師は名匠・筒井嶺燁 師の亡きあと、《木彫 筒井工房》にて日夜修行に励んでいた筒井伸、岸田恭司、近藤晃 各師による作品。



今回の修復は新調から数えて30年の節目、《地車製作 隆匠》にて行われ、番号持ちは《木彫 濱中》濱中浩二 師により新調されています。




午前6時に町内を出発しただんじりは、道中まだ遣り廻しは行わずに、野々宮神社までを曳行



予定では6時半に到着とかなってましたけど、そんなモン、普通に曳行して行きゃ15分で到着するわいな。


ワタクシは富木のだんじりが神社を出発する頃には富木へ移動する段取だったので、深井中町が遣り廻しを行う時間までは居れない事になっていました。



深井中町が野々宮神社を出発するのを見届けてから、富木の氏神さま・等乃伎神社へと向かいます。




なので、ここからは別のスタッフによるお写真。

深井中町のだんじりは深井地区の西側地域をお披露目して回り、深井清水町、深井北町へと訪問曳行致します。



深井北町から深井中町西へ向かう道中で、見物客待望の遣り廻しが行われました。



果たして、ワタクシ自身はこれを見てから富木へ向かい、富木の最初の遣り廻しに間に合う事は可能だったのでしょうか?

自信ないから、早めの移動となりました。



長くなったので、ここから先は次回に回しましょう。


《次回に続く》

信濃屋お半悠遊!だんじり録
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