堺・泉州十月祭礼は終わりましたが…

前回のブログで、泉大津市・千原町の修復大工を《大下工務店》と表記していましたが、正しくは《泉谷工務店》でした。
謹んで訂正の上、お詫び申し上げます。
当該ブログも修正済みです。
今回のブログはいくつかのお知らせから。
eo光サービスがお送りする『関西だんじり秋祭礼』では、『岸和田だんじり祭』終了以降、祭礼本番における動画を着々と更新中です。
『岸和田だんじり祭』の動画につきましては、『曳き出し』からスタートしまして、午前曳行、春木地区パレード、岸和田駅前パレード、午後曳行、そして宮入りを経て9月16日の午後曳行まで更新されています。
迫力ある動画の数々を是非お楽しみ下さい。
さらに、『岸和田だんじり祭』の特別番組 『来たるべき戦い』も完成し、まずは『eo光チャンネル』にて放送開始されています。
これはまぁ『eo光チャンネル』の加入者のみ視聴可能なのですが、10月・11月にわたり放送されます。
放送日および時間は毎週日曜日の午後1時と、毎週月曜日の午前8時半。
10月は7日・14日・21日・28日の13:00〜
8日・15日・22日・29日の08:30〜
となっています。
11月の放送日時は未定です。
そして、『eo光チャンネル』にご加入ではない方々には、『関西だんじり秋祭礼』のサイト内にてご覧いただけますが、こちらの配信時期につきましては、分かり次第このブログにてお知らせ致します。
お楽しみに。
さてブログ本題。
『堺・泉州十月祭礼』は、先日の10月5日(金)〜10月8日(月祝)の期間の間に一部の地区を除き終了致しました。

堺市の各地区と他の泉州十月祭礼の地区との祭礼日が重なっていた事で、なんだか一瞬にして過ぎ去ってしまった様な気がして、寂しいですね。
思えば、ワタクシ信濃屋が7月〜9月にかけて取材に訪れた入魂式の大半は、この10月最初の土日に祭礼を迎えるためのもので、そのひとつひとつをご紹介するよりも先に、祭礼本番まで過ぎ去ってしまいましたね。
まだまだご紹介していない入魂式の話題はありますので、また思い出を辿るように過去へ拾いに行きたいと思います。
前回のブログでも触れましたが、台風の接近によりお天気が心配されましたものの、当初心配された『荒天』というものにはならなかった事はまことに幸いでありました。

ところがまぁ、逆に今度は暑いのなんのって!
ずいぶん涼しくなっていたこの時期に、突然思い出したかのようなカンカン照りの猛暑には、ちょっと参りましたね。
加えて、降り続く雨ではなかったものの、10月6日(土)の早朝、曳き出し時間の後半あたりに泉州一帯で降った通り雨により、タップリと水を含んでしまった各町のだんじりのコマ・・・

↑虹が出ていた時間帯もあったのに・・・
これにより、午前曳行は遣り廻しに苦しんだ町が多かったと聞いています。
午前曳行が終わり、午後からのパレードなど見せ場の時間帯に向けて、お昼休憩のタイミングで良質のコマに交換し、いざ午後からの曳行に臨んだ途端に、またしても一時的な通り雨に見舞われた地区もありました。

せっかく交換したばかりのコマが、見せ場で遣り廻しを披露する前にまたも水分を含んでしまい、思うような遣り廻しが出来なかった町もあったようです。
さらに加えて真夏を思わせる暑さに、曳き手である青年団にとっては受難の曳行となったかも知れませんが、まぁそんな出来事も含めて『祭』なのでね、どんな状況でも『だんじりを曳ける状況』は決して当たり前ではない事を胸に、目一杯の祭礼を楽しまれたのなら、それはそれで十分『ええ祭』だったのではないでしょうか?

さてそんな暑さも、実は台風の影響だったんですね。
日本海側へと進んだ台風は、南に位置する日本列島に向けて風を送り込む訳ですが、水蒸気を含んだ風が山を越える時に『フェーン現象』を引き起こしたために、太平洋側の広い範囲で気温が上がったという事になりました。

そんな訳で、台風がもたらした真夏の様な空気は連休の3日間にわたり続きまして、10月8日(月祝)の和泉市、信太・幸地区の祭礼日まで暑かったです。

さて、そんな感じで季節外れの暑さに見舞われたものの、心配された暴風雨は回避され、各地区・各町とも汗まみれになりながら曳行された『堺・泉州十月祭礼』も、一部の地区を除いて終了しました。
季節は再び秋の気候に戻り、祭の舞台は『河内地方』へと移って来ます。
本日、10月10日はあいにくのお天気ですが、東大阪市は若江鏡神社が秋祭を迎えておりまして、これから土日のみならず平日もどこかで祭礼が行われている期間が続きます。
今夜は19時頃から、鏡神社の宮前通りを3台のだんじりが何度も駆け抜ける『宮前曳行』が行われますが、どうやらお天気はこのままの様です。
季節は秋祭シーズン本番を迎えております。
次の土日と、さらに次の土日は、河内地方のみならず大阪市内や兵庫県方面、さらに紀州大和にいたる各地区でも祭礼が行われます。
当サイトユーザーの皆さんは当サイトの『祭礼暦』を是非参照の上、だんじり見物にお出かけ下さい。

ブログの方も、またサイトの各コンテンツの更新も、そして『関西だんじり秋祭礼』の方も、宜しくお願い申し上げます。

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