茶屋のだんぢり漫遊録

目次

長らくご無沙汰いたしました





長らくブログに穴を開けてしまいました。


昨年の10月まで、このサイトで だんじりブログ 『悠遊!だんじり録』を更新していました、ペンネーム信濃屋お半と申す者です。


当サイトユーザーの皆様、覚えておられますか?


いや、言い訳は特にありません。
ただまぁ、文章を書けなくなる恐怖・・・というものとは戦っていました。それは事実。


昨年の11月『大嘗祭』を祝賀して、各地でだんじり曳行が行われましたが、ワタクシ自身はその撮影にも出ておりません。



ええ、怖いものですよ。
パソコンの前に座っても、写真を眺めていても、一向に言葉が浮かんで来ない現実・・・


で、丸一日そんな事もしてられないので、他に押し迫った仕事をこなします。
するとその日1日が終わっている・・・ブログを書けない日々が続く・・・それが慢性化する・・・という仕組みでした。




ブログを楽しみにされておられたユーザーの皆様には、多大なる心配とご迷惑をお掛け致しました事、ここにお詫び申し上げます。

そして、待っていて下さった事に、深く感謝申し上げます。


とは言え、ワタクシまだ完全復活を成し遂げた訳ではないので、どうにか気持ちが前を向いて、また積極的にブログを書けるようになるには、まだ少し時間を頂きたいです。


申し訳ないですけど・・・



さて、そんな後ろ向きな事ばかり書いていても、ユーザーの皆さんは楽しくも何ともないですからねぇ、だんじりの話題でもしましょうか・・・




今年は令和2年でございましてね、令和最初のお正月となりました。

毎年恒例、平野区・杭全神社『注連縄奉納』は今年も1月3日に行われまして、当番町は馬場町でありました。



とある情報筋からは『午前8時に小屋を出発』と聞いておりまして、だいたい毎年午前9時半頃には宮前交差点に到着するので、そこでワタクシの予想はと言うと・・・



朝8時に小屋から出して、夏祭の時に馬場町が『宿』を設営する永福寺の前でしばらく止めた後、8時半頃に正式に出発して、祭礼時と同じように町内をぐるっと1周してから新町筋へ出て、そこから御渡り筋へと出れば9時過ぎには『亀乃饅頭』に到着するから、ちょっと時間調整すれば9時半に宮前かなぁ?・・・

みたいな予想やったんですが。


実際は見事に違ってましてね〜。




午前8時に平野へ到着しましたら、もうだんじりは動いてまして、永福寺の前で止まる事もなく、祭礼時と同じように町内を1周し、そのまま国道25号線を西へ西へと進んで行きます。

このコースは全くの予想外。

ワタクシも撮影の段取りが整わぬままチャリンコでだんじりを追いかけますので、最初に撮影できた写真はこちらでした。



これは馬場町の町域の一番西の端にあたる場所で、もう少し足を伸ばせば東住吉区という場所。

注連縄をつけた状態のだんじりが、こんな場所まで来てしまうのはかつてない事ではないでしょうか?




ワタクシの記憶の中では、昭和63年の注連縄当番だった流町が、3日の正午に出発して神社へ向かわず、南港通りから内環方面へと曳行し、宮入りが午後3時になった年のことを思い出してしまいました。

以後平成の30年間、杭全神社の注連縄奉納は3日の午前中に統一された様な記憶があります。




さて馬場町のだんじりは町域の西の端から戻る途中、少し足回りのトラブルに見舞われた様で、休憩箇所での応急処置が行われました。

これにより予定時間より大きく遅れる事となってしまいました。

午前9時半頃には宮前交差点へだんじりが来るだろうと、神社周辺でだんじり到着を待ち受けていた人達は、待てど暮らせどだんじりが来ないので、けっこうな人数の見物客が、だんじりを探して内環状線を越え、馬場町の西側エリアへとやって来ました。



さぁ、いよいよだんじり動くでー!という頃には たくさんの見物客がだんじりを取り囲んでの曳行となりました。


何はともあれ、馬場町のだんじりは急ぎ足で、杭全神社を目指します。

その帰り道はワタクシの予想通りのコースで、大念仏寺の北側から山門前を通り、新町筋へ出て御渡り筋へ。



そして亀乃饅頭を過ぎたところで小休止



さぁ〜宮前交差点は夏祭本番を思わせるほどの見物客が、文字通り『今や遅し』と待ち構えておりました。

満を持して交差点に飛び込んだだんじりは、待ちわびた見物客の前で宮入りパフォーマンスを繰り広げます。



やがて鳥居をくぐり抜けた馬場町のだんじりは、そのまま杭全神社の参道を進み、注連縄を奉納しました。




ワタクシは元々時間的な制約があり、予定通りでも宮出ぐらいまでしか居れなかったのですが、宮入り時間が予定よりも遅れてしまいましたので、この後ろ姿を見送ったらところで退散しました。






さて・・・2020年が動き出しました。

半世紀ぶりに東京で行われるオリンピック・イヤーを迎え、今年はだんじり界も様々な動きがありそうです。




まぁこのブログも今一度仕切り直して、皆様のご期待に添えれるよう、努力してまいります。


信濃屋お半悠遊!だんじり録
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