茶屋のだんぢり漫遊録

目次

コロナに負けるな!地域の伝統!

先の並松町より前、六月の終わり、大阪府は緊急事態宣言が解除され、僅かながら今年の祭りへの希望が沸いてきました。

そんな中、先陣を切って地域に受け継がれし地車祭りの先駆け行事が行われました。

“大阪市平野区 西脇組 試験曳き”


”大阪狭山市 狭山 昇魂式”


”大阪市生野区 片江 春高稲荷社 社殿改修ご竣工記念曳行”


祭礼ではありませんが、いずれも地車祭りを行う上にあたり大切な行事

西脇組は、七月の祭礼へ向けての試験曳き
狭山は、本年地車を新調する為、それまでの地車の別れを惜しみ送り出すお別れ曳行
片江は、地域の氏神である神社の社殿改修完成の記念曳行



コロナ前では、こうした地車行事が年中、まさに毎週どこかで行われていましたが、現在多くの町が自粛し耐え抜いている現状。

様々な思いを胸に、今年も伝統ある地車祭りが、こうして地域の方々の手によって継承されます。



日本人は古来より、様々な災害や疫病を乗り越えて地域の伝統文化を守り、そして最大の娯楽である地域の祭りと共に力強く生き抜いて来た民族であります。



時代は変われど、人の心変わらず。
今もこうして我々は力強く生き抜きます。



私も地元では、こうして祭礼の開催にあたり尽力する方々と日々前向きな討論を繰り返しており、こうして健気にも日本の伝統を紡ぐ努力を惜しまない方々を心より応援し、そして感謝します。

今まで通りの平穏な日常が、そして地車行事祭りが当たり前に行われる日が待ち遠しく思います。

地車祭り万歳!
日本の伝統文化万歳!


だんじり茶屋茶屋のだんぢり漫遊録
<<前の記事 次の記事>>