これが長野の獅子まわし・・・・
こんにちは、わてが「泉州堺のだんじり馬鹿」、通称「だん馬鹿」でおます。
梅雨とは言え、雨も降らず、毎日蒸し暑い日が続いていますが、全国3000万のだんじりファンの皆さん、いかがお過ごしでしょうか?
こう暑いと食欲も減退気味。ざるそば、そうめん、冷やし中華、冷たくてサッパリしたもので、ご飯を済ませてしまいたいのですが、ここ数日なぜだかコッテリしたものばかり食べている私。おなかもポッコリ、メタボ気味・・・・。
さて今日の「だんじり通信」は、去る5月17日(日)におこなわれた河内長野市長野地区 長野の入魂式・御披露目曳行の模様をご紹介しましょう。
「長野の地車が修理に出される」との噂を耳にしたのが昨年の12月上旬。いくつかの工務店で見積もりを取っていることを河内長野の友人K氏から情報を入手。
どこの工務店で修理されるのかと気を揉んでいたところ、今年1月に泉大津市の泉谷工務店で修理されることが決定。1月25日には、同工務店に搬入されました。
今回の修理は、洗い、締め直し、片背棒を取り付ける「貫うで」の交換などがおこなわれました。また、飾金物も再メッキされ、装いも新たに・・・・。
入魂式当日午前8時すぎに、泉大津市の泉谷工務店での修理を終え、回送車に載せられた長野の地車は長野神社の前に到着。さっそく、回送車から下ろされ、青年団らの手により境内の地車小屋の前に移動。手際よく、後旗などが取り付けられました。

飾り付けが終わり、地車は長野神社拝殿の前に止め置かれ、厳かに入魂式がおこなわれました。
その後、神社を出て御披露目曳行がスタート。さっそく、河内長野駅前で地車の後部を持ち上げ、独楽の様に廻転させる「獅子まわし(ぶんまわし)」を披露。

ちなみに長野では「ぶんまわし」を「獅子まわし」と呼んでいたそうです。
河内長野駅前を後に旧村落を抜け、下西代を経て、西代神社へ・・・・。下西代、西代の両地車と顔合わせがおこなわれ、青年団諸氏は大いに盛り上がっていました。
その後は、駅前商店街から長野の町内を曳行。途中から雨模様となりましたが、12時半ころには駅前に到着。

「これが長野のぶんまわしじゃぁ~い!」と言わんばかりに、勇壮華麗に再度「ぶんまわし」を披露。

その後も、地車を前後させたり、横揺らしさせたりとパフォーマンスを繰り広げ、13時頃には神社境内の地車小屋に無事納められました。
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さてさて、この長野の地車。何を隠そう、小生のお気に入り地車の内の一台(それも上位にランクイン)。初めて目にしたのが、今から十数年前・・・・。見送り三枚板の彫物に度肝を抜かれたのを思い出します。
そんなこんなで、次回の「だんじり通信」も、この長野の地車について書いてみようと思っています。何が飛び出すのか、乞う御期待・・・・!! (長野のFくん・Mくん、気合い入れて書くからねぇ~!)
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